開田裕治が「ツイスターズ」の世界を描く、「ここまで暴れまくる怪獣は初めて」

映画「ツイスターズ」より、40年以上にわたって「ゴジラ」「キングコング」「ウルトラマン」シリーズの怪獣などを描いてきた怪獣絵師・開田裕治が描き下ろした特別コラボビジュアルが到着した。

本作では、米オクラハマで超巨大竜巻“ツイスターズ”が発生し、気象学の天才ケイトらがチームを組んで竜巻内部に秘密兵器を仕掛け破壊しようと試みるさまが描かれる。デイジー・エドガー＝ジョーンズがケイト、グレン・パウエルが竜巻チェイサーのタイラー、アンソニー・ラモスがケイトの友人ハビを演じ、ブランドン・ペレア、キーナン・シプカ、デヴィッド・コレンスウェットも出演した。

ビジュアルには、天まで伸びる超巨大竜巻、雷と炎をまといながら工場を丸呑みする竜巻、車や巨大タンクを吹き飛ばす竜巻などを前に、ケイトが両腕を広げ、力強くこぶしを握り締める姿が描かれた。

開田は「怪獣イラストも沢山描いてきましたが、ここまで凶暴に暴れまくる怪獣は初めて描きましたね」とコメント。「本作を拝見して、日常の中に突然舞い降り圧倒的な力で全てのものを破壊する巨大竜巻こそが、現実に存在する怪獣そのものだと思いました。イラストでは巨大竜巻のスケール感と、全てを飲み込み暴走し荒れ狂う凶悪なパワーを描いています」「荒れ狂う竜巻に翻弄されるばかりではなく、知力を武器に勇敢に立向かう人間の雄々しさと同時に、竜巻に飲まれる事も愉しんでしまうしたたかさも意識して描きました」とも語った。

なおこのビジュアルを使った巨大バナーが、6月末から一部を除く全国の映画館で順次掲出される。

「ミナリ」のリー・アイザック・チョンが監督を務めた映画「ツイスターズ」は8月1日より全国ロードショー。2D、IMAX、4D、Dolby Cinema、ScreenXで上映される。

映画「ツイスターズ」予告編