映画「
人体で働く無数の細胞たちを擬人化し、彼らが病原菌と戦う姿を描く清水茜によるマンガ「はたらく細胞」を実写映画化した本作。永野が赤血球、佐藤が白血球を演じる。
永野は「今日皆様に私たちが演じることをお伝えすることができ、とてもうれしいです」、佐藤は「撮影は終わってしばらく経っています。笑って泣ける王道のエンタテインメントです。楽しみながら理科のお勉強ができる、孫に見せたい作品になっています」と笑顔で挨拶。続いて2人は顕微鏡をのぞき、縦4mm、縦1mmのマイクロポスターを確認する。永野は「これ、すっご!! ちゃんと私たちだってわかりますね。かわいい」、佐藤は「質感はざらざらしてますね。俺、白!」とそれぞれ興奮を伝えた。
続いてイベントでは本作の特別映像が上映。佐藤は「これは間違いなく、我々の代表作になりますね。(永野は)赤血球役にぴったりでした」とほほえむ。永野は「世界観がはっきりとしている作品なので、いつも以上に楽しく、純粋に面白がりながら演じられました」と述懐。また彼女は連続テレビ小説「半分、青い。」で共演した佐藤について「横を見ると、真っ白な人がいるわけじゃないですか。健さんとは5、6年ぶりにお会いしましたが、真っ白だったので、真剣なシーンでも笑いが止まらなくて大変でした」とエピソードを披露した。佐藤は「光栄です」と返答しつつ、「白血球を演じるキャストはたくさんいるんです。その中に先輩も紛れ込んでいるのですが、真っ白だから気がつけず素通りしてしまいましたね」と振り返る。
武内は「永野さんは完璧な細胞でしたね。どこで役作りしたのかと思うくらい。健さんは外敵と戦う役なのでアクションシーンがすごくて、現場で見て感動しました」と2人を称賛。本作のアクションを映画「るろうに剣心」の大内貴仁が演出していることについて佐藤は「このお話をいただいた時点で、大内さんがいいのではと提案したんです。すっとぼけたところがある作品だからこそ、アクションは本格的なほうが、メリハリがついて面白いと思った。『るろうに剣心』以上のアクションを見せないと自分がやる意味がないと思い、がんばりましたよ」と語った。
本作には、総勢7500人に及ぶエキストラが参加。武内は「『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』でもたくさんの方に参加していただきましたが、今回は比にならないほど多いです。体の中に37兆個の細胞がある設定ですから、数をそろえないと」と説明する。永野は「800人以上のエキストラの方がいらっしゃったとき、監督が『芽郁ちゃんがいない!』とおっしゃってて。でも私カメラの前にいたんです(笑)。本当にみんなビジュアルが一緒なので探すのが大変なんです。今までにない経験でした」と回想した。
イベントでは、本作のCG・VFXを映画「ゴジラ-1.0」を手がけた白組が担当していることが明らかに。武内は「めちゃくちゃ笑えて、めちゃくちゃ泣けます。見たことのない世界観、アクション、白組のCGとてんこ盛りですが、調和は取れています」と太鼓判を押す。最後に永野は「皆様に自信を持って『完成を楽しみにしてください』と言える作品であることがうれしいです」、佐藤は「この映画のジャンルを聞かれたら“ヒーローモノ”だと答えます。細胞は体に侵入してきたウイルスをやっつける、史上最小でもっとも身近なヒーロー。僕は過去にヒーローを演じた時期があり、このジャンルにはうるさいという自負がありますので、気合いを入れて演じました」と言葉を紡いだ。
映画「はたらく細胞」は12月に全国で公開。YouTubeでは超特報が公開中だ。
映画「はたらく細胞」超特報
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「はたらく細胞」って、実写になったの?
全然知らんかった。
【イベントレポート】「はたらく細胞」永野芽郁、“真っ白”な佐藤健に笑い止まらず「大変でした」 https://t.co/JzBTSsOH9S