天才作曲家の魂を奪った“魔の名曲”「ボレロ」誕生秘話を描いた映画が公開

音楽映画「ボレロ 永遠の旋律」が8月9日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。

スネアドラムのリズムに導かれ、わずか2種類の旋律が楽器を替えて繰り返される17分間の曲「ボレロ」。パリ・オペラ座で初演されて以来、100年近く時代と国境を越えて愛され続けている不朽の名曲だ。本作では、「ボレロ」を作り上げた作曲家モーリス・ラヴェルの痛みに満ちた人生を描き出すとともに、彼の魂を奪ったとされる“魔の名曲”の誕生秘話がつづられる。

監督は「ココ・アヴァン・シャネル」「夜明けの祈り」で知られるアンヌ・フォンテーヌ。ラヴェル役には「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナが起用された。ほかドリア・ティリエ、ジャンヌ・バリバール、ヴァンサン・ペレーズ、エマニュエル・ドゥヴォスがキャストに名を連ねる。YouTubeでは予告編が公開中だ。

映画「ボレロ 永遠の旋律」本予告