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本作は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した戦士フュリオサの若き日々を映し出す最新作。ならず者のバイカー軍団を率いる暴君ディメンタス将軍によって、幼い頃に“緑の地”からさらわれたフュリオサの怒りに満ちた15年間がつづられる。フュリオサ役でアニャ・テイラー=ジョイ、ディメンタス役でクリス・ヘムズワースが出演した。
満員の観客から“V8ポーズ”で歓迎を受けたファイルーズ。白塗りの武装集団ウォーボーイズや、「怒りのデス・ロード」の悪役イモータン・ジョーのコスプレをした観客も多く来場しており、「『マッドマックス』シリーズが大好きなことを体でも心でも表現されていて素晴らしい! 皆さんの熱量を浴びることができて光栄です」と興奮する。演じるにあたってシリーズを勉強したと明かし、「アニャさんが演じられたフュリオサの“目”の芝居が素晴らしく、それを邪魔しないように、日本語吹替版だからこそできる表現をくみ取って演じました。本当に、彼女を見てほしいという気持ちです!」と語った。
さらにファイルーズはフュリオサのセリフが少ないことに触れ「その中で彼女の魅力を伝えるべく、声の表現者として一つ一つセリフに魂を込めました」「地声に近い感じで、がなりまくって喉もガラガラみたいな声を出したりもしました。新しいファイルーズあいの引き出しも見つけられた」と役作りについて明かす。さらに「怒りのデス・ロード」のフュリオサについて「思わずついて行きたくなるような、人間そのものを惹きつける魅力がある、“強さの権化”」と言及し、「今回のフュリオサは、まだ危うさがちょっとあるなって思った。『怒りのデス・ロード』のフュリオサが完璧だったからこそ、『こうやって人間って成長していくんだ』と人生を見ているよう」と思い返した。
イベント中盤ではファイルーズによる公開アフレコを実施し、「私がフュリオサだ!」「あの男は私が仕留める!」などのセリフを披露。観客からは感嘆の声が漏れ、最後に決め台詞「私を覚えてる?」を発されると、拍手喝采に加えV8ポーズが飛び交う。その光景にファイルーズは「日本語吹替版のフュリオサを受け入れてもらえるかドキドキだったのですが、皆さんの拍手や笑顔でここにいていいんだと思えて、フュリオサ同様強い気持ちになれました!」と感激の様子を見せる。そして最後に「観ているだけで怒りが発散できるぐらい、爽快感が半端なくて、まるで“観るサンドバッグ”。観終わった後にひと殴りしたような爽快感がある」と本作の魅力を伝えた。
「マッドマックス:フュリオサ」は5月31日に全国ロードショー。なお5月29日より映画公開を記念した特別展示イベント「マッドワールドV8展」が東京・SHIBUYA TSUTAYA 1Fにて3日間限定で開催され、フォトスポットや物販、特別映像の上映などが行われる。
映画「マッドマックス:フュリオサ」ファイナル予告
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