沖縄を拠点に活動する写真家・
本作は石川が自身の初期作品を振り返りながら、当時の様子を語る自伝的ドキュメンタリー。写真家としてのルーツを辿りながら、ファインダーを通して語られた「愛」、そして作品の背景となった歴史、政治、人種差別、それらを乗り越えるパワーを写真とともに映し出していく。監督は
なお本作は、2023年11月に初開催された沖縄発の国際映画祭「Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」のオープニングを飾り、2024年5月29日からドイツで開催されるニッポン・コネクションでの上映も決定している。
「オキナワより愛を込めて」予告編
砂入博史 コメント
オキナワの写真家石川真生は、体当たりで写真を撮る、作品にオキナワの複雑な歴史、政治、アイデンティティを反映させ、進化させ、体現する。石川の実証的でありながら詩的な言葉は、写真と同じくらい印象的だ。写真と言葉は影響し合い、互いをより力強いものにする。私が気をつけたかったことは、被写体を植民地化しないこと、日本人としてオキナワを語らないこと、女性をオブジェクティファイしないこと、石川真生を説明しないこと。彼女の言葉を、映像やリサーチでイシュー順に構成し、オキナワ人であり、女性であり、写真家である石川真生が、可能な限り透明で複雑なオーガニズム、スーパー真生として生成する。
ヨシモ卜 @_hikki
沖縄の写真家・石川真生を追ったドキュメンタリー「オキナワより愛を込めて」公開(動画あり) - 映画ナタリー https://t.co/Vv0MnQ8HSH