映画「
本作は過去のトラウマからピアノが弾けなくなった音大生の湊人が、ある秘密を抱えたミステリアスな音大生・雪乃と出会い、かけがえのない時間を過ごしていく物語。京本が湊人、古川が雪乃を演じた。
京本は「脚本をいただいたときから(本作を)素敵だなと感じていました。この作品に携われたことを誇りに思っています。皆さんがどう受け取るのかすごく気になるので、公開されたらたくさんエゴサしようかなという感じです」と笑顔を見せる。続いてオファーを受けた際の心境を尋ねられると「最初はマネージャーから『ピアノどれくらいできる?』とフワッとした話をもらって(笑)。独学だと素直にお返事をしたら、次に『こういうお話が来てるよ』と言われて、“二段階オファー”でしたね。自分の力量を伝えたうえでのオファーだったので、僕なりに努めなきゃという責任やプレッシャーを感じました」と振り返る。
古川は「私にオファーしてくださるんだ……と意外に思いました。自分に対して、雪乃のようなイメージを持っていなかったので、妙にドキドキしました。ピュアで無垢なこの役をどう演じることができるか、新しい挑戦でしたね」と述懐。湊人の幼なじみ・ひかり役の横田は「おしゃれが好きな、等身大の大学生を演じたいと思いました。音大生っぽい服装や髪型のアレンジを楽しんだり、見た目の役作りもしました。素直に思ったことを表情に出すところも意識しています」と口にする。
湊人の父・透役の尾美は京本について「真面目な方なんだな……と思いました。照明やカメラのセッティングの間、京本さんはずっとピアノを触っていました。だからしっかり話したのはクランクアップのときと、今日くらいです」とコメント。京本は「尾美さんを避けていたわけではないです!」と説明しつつ、「琴音ちゃんはピアノ経験者で、スキルの違いが大きかった。課題曲が7曲もあって練習に追われていました」と明かした。
河合は「ピアノは大変だったと思います。ただピアノを弾けるのは当たり前で、そこから芝居が始まるということは(京本と古川に)伝えていました」と語る。初号試写で涙を流したという京本は「本作が自分にとって映画単独初主演ではありますが、そこに感動したわけではなく、ただただ作品がよすぎて。客観的に、1人の観客としてボロボロ涙が出ました」と言葉を紡いだ。
劇中で連弾に挑戦したという京本と古川。京本は「クランクインの3カ月前から個人レッスンを受けていました。連弾の練習は1カ月前からスタートしたので、クランクイン前からピアノを通して(古川と)交流させてもらいました。撮影中は、ちょっとでも隙があれば一緒に連弾の練習をしていました」と述べる。古川は「(京本は)ほとんど独学で、しかもクラシックは0からだったのに、すごく上手だった。特にショパンの曲は難しいと言われているのに、びっくりしました。3カ月前から練習していたと聞いて、そういうことかと安心しましたが、『それでもおかしいよな?』と思うくらい弾けていました」とたたえた。
作品のタイトルにちなんで「言えない秘密はありますか?」と尋ねられた京本は「恋愛モノの作品でキスシーンがあったのですが、本当に下手で。近付くときに早く目をつぶってしまい、相手の口がどこにあるかわからなくなるんです」と暴露し笑いを誘う。最後に彼は「“秘密”というだけあって驚きの展開もあり、ただのラブストーリーではありません。これから公開に向けて、皆さんのお力をお借りしたいです」と呼びかけイベントを締めた。
「言えない秘密」は6月28日より全国ロードショー。
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