同作は、戦後ドイツを代表する芸術家で、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーのドキュメンタリー。彼はナチス式の敬礼を揶揄する作品を作るなど、タブーに挑戦する作家として注目を浴び、1971年にフランスに拠点を移してからも一貫して戦後ドイツや死に向き合い続けている。
「アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家」は、第76回カンヌ国際映画祭にて「PERFECT DAYS」とともにプレミア上映された。役所は「かつて映画監督を夢見た画家、アンゼルム・キーファーの強烈な作品の世界を、かつて画家を夢見た映画監督ヴィム・ヴェンダースが映画で表現する。二人の芸術家によって、人間が忘れてはならない記憶を掘り起こす」とつづっている。
「アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家」は、東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で順次ロードショー。
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ヴィム・ヴェンダース制作のドキュメンタリー「アンゼルム」に役所広司がコメント寄せる https://t.co/rQYGJWV6WQ