「空(カラ)の味」で知られる
本作は塚田が出身地の長野で制作を続ける、10年かけて地域の子供たちを撮影するプロジェクト「刻」から生まれたオムニバス映画。小説や音楽に没頭しながら自分の居場所を探す中学生の物語「
「刻」のプロジェクトを通して出会った満月と涌井を主演に迎えた塚田。「満月、世界」の公開に際して、「ずっとただ自分が撮りたい自分の事ばかりを撮ってきました。『刻』を撮影しながら、子どもたちと過ごすようになり、『彼らの光を撮らねば。あれは世界の光だ。あの光を残す世界じゃなきゃだめだ。そういう世界であってくれ』と思うようになりました。ただあの光を撮りました。私は強くなりました」と語っている。
Foggyが配給する「満月、世界」はロケ地である長野の長野ロキシーで8月16日より先行上映。特報はYouTubeで公開中だ。
満月 コメント
当時14歳の殻を破りきれてない、まだ大人に怯えてる幼さの残る姿を納めて貰えたとこかな。僕にしか分からないかもしれんけど、表情とか声が今とは全然違うのよ。
涌井秋 コメント
頼りなく見えるけど、自分の好きなものが傷つかないように大切に守っているから。わかる人やわかろうとしてくれる人だけに見てほしいです。「世界」もそのみんなも大切で傷ついてほしくないので。
玉井夕海 コメント
沈黙と光と埃。
今井太郎(プロデューサー)コメント
「満月」は監督の大人目線ではなく、主演の満月さんの目線で監督が撮った作品です。「世界」は主演の涌井秋さんと塚田監督の対話の様な物語です。「満月」は16mmで撮影しタイでアピチャッポン監督のチームにポスプロをしてもらい、「世界」はデジタルで撮影し日本でポスプロしました。その違いに注目してみても面白いと思います。
映画「満月、世界」特報
塚田万理奈の映画作品
リンク
おおとも ひさし @tekuriha
「空(カラ)の味」塚田万理奈が“世界の光”捉えた最新作「満月、世界」9月公開 - https://t.co/chKGp3To3p