トニー・レオン、第37回東京国際映画祭コンペティション部門の審査委員長に就任

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俳優のトニー・レオンが、第37回東京国際映画祭コンペティション部門の審査委員長を務める。同映画祭は10月28日から11月6日にかけて、東京・日比谷、有楽町、丸の内、銀座地区で開催される。

第37回東京国際映画祭コンペティション部門にて、審査委員長を務めるトニー・レオン。

第37回東京国際映画祭コンペティション部門にて、審査委員長を務めるトニー・レオン。

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トニー・レオンは1980年代にキャリアをスタートさせ、第53回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた「花様年華」、ウォン・カーウァイ監督作「2046」などで国際的な知名度を獲得した。ホウ・シャオシェンの「悲情城市」、トラン・アン・ユンが手がけた「シクロ」、アン・リー監督の「ラスト、コーション」ほか話題作に多数出演。2023年に第80回ヴェネツィア国際映画祭で生涯功労金獅子賞を授けられた。

彼は東京国際映画祭とも縁が深く、2023年には「2046」がワールドフォーカス部門で上映され、これまでのキャリアを振り返るマスタークラスに登壇した。今回の審査委員長就任については「私が望むのは、質の高い映画の大胆なラインナップで、ちょっとした冒険を味わえることです。審査について、私が『感じる』のは、審査員の仲間と私自身の感覚を信じることが、審査のプロセスに貢献するはず、ということです。」とコメントしている。

イベントレポート

トニー・レオン コメント

今年の東京国際映画祭で審査委員長を務めることを大変光栄に思います。日本は私にとって、いろいろな意味で身近な国であり、このような形で映画の祭典に参加できることは、私にとって大きなことです。香港で育った 12 歳の頃から、当時の日本映画の名作を観に行っていました。このような映画館へのエキサイティングな旅が、私にとって日本映画、人々、そして日本文化への大きな愛の始まりであり、その愛はどんどん大きくなっていきました。私は、審査委員長を務めるにあたって、この映画祭が驚きに満ちたとても楽しいものになることを期待し、また確信しています。私が望むのは、質の高い映画の大胆なラインナップで、ちょっとした冒険を味わえることです。審査について、私が「感じる」のは、審査員の仲間と私自身の感覚を信じることが、審査のプロセスに貢献するはず、ということです。

安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン)コメント

東京国際映画祭がアジアの映画祭としての存在感を高めようとしている時に、アジアを代表する映画人として輝かしい経歴を有するトニー・レオン氏に審査委員長をお引き受け頂いたことは、本当に喜ばしく、深く感謝しています。東京国際映画祭に過去何度か参加され、日本にも多くのファンを有するトニー・レオン氏の来日は、今年の映画祭を大いに盛り上げることでしょう。

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よしひろまさみち🍓🍡 @hannysroom

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