兵庫・明石市を舞台とする本作は、失敗に容赦のない社会で、過去の事故や家族にとらわれた者たちが再び自分自身の道を生きようとする姿が描かれるヒューマンコメディ。ある日突然、恋人のかや乃が逮捕された光太郎は彼女の父・慎介から、自称パニック障害で電車に乗れない自分を「かや乃が勾留されている四国まで連れて行ってほしい」と頼まれる。初対面である恋人の父と海を渡る旅を決行する光太郎だったが、その道中で慎介が“この世にいないことになっている人物”であることを知る。
かや乃役の山崎は「明石の持つ情緒溢れる最高な景色と、愛おしさ溢れる登場人物たちが、一生懸命に生きる姿を是非ご覧いただきたいです」、光太郎役の森は「今の時代には稀有な真っ直ぐさであったり、優しさであったり。そういったほんの少しだけあったかいものがある作品です」と語り、慎介役の岩谷は「これからを担う才能ある若い俳優達と共演させていただいた事にもこの場をかりて感謝申し上げたい」とつづった。そのほか本作には
また監督の
※山崎果倫の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
映画「輝け星くず」東京公開版予告編
山崎果倫 コメント
人は決して完璧じゃなくていい、人生は失敗も後悔もあっても良い。
むしろ不完全だから愛おしい。
そんな風に思わせてくれて、じんわりと心に毛布をかけてくれるような映画です。
明石の持つ情緒溢れる最高な景色と、愛おしさ溢れる登場人物たちが、一生懸命に生きる姿を是非ご覧いただきたいです。
そして、この映画を通して改めて人と人とが手と手を取り合う素晴らしさを伝えたいです。
森優作 コメント
この作品を劇場で公開してもらえること、とても嬉しいです。ありがとうございます。明石の町で岩谷さん、山崎さん、スタッフさんたちと過ごした日々がそのまま作品に映っていると思います。どこか今の時代には稀有な真っ直ぐさであったり、優しさであったり。そういったほんの少しだけあったかいものがある作品です。
是非劇場に観に来てもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。
岩谷健司 コメント
普段、会社重役や警察官僚等を演じる事が多い私にとって、この慎介役はとても新鮮だった。
その昔、仕事もなく無職のように毎日プラプラ生きていた私にとって、慎介はまさに等身大で演じられる分身の様なキャラクターだった。
そんな役を演じさせてくれた西尾監督はじめスタッフの皆様に感謝します。
そして、これからを担う才能ある若い俳優達と共演させていただいた事にもこの場をかりて感謝申し上げたい。
是非、楽しんで観てください。
金延宏明(製作総指揮)コメント
映画製作には沢山の出会いがある。兵庫県明石市を舞台にした映画「輝け星くず」でも多くの出会いに恵まれ尽力を賜った。明石から世界へを合言葉に、撮影途中、コロナ禍により影響もあったが、地元関係者の協力とチームの総力で、奇跡的に乗り越えることが出来た。作品に登場する父と娘、そして娘の恋人。どこか奇妙な三人。それぞれ葛藤を抱えながら絡み合い、前に進もうと海を渡る。美しい明石の風景が溶け込んで、切なくも滑稽なヒーリングムービーが誕生した。小さな作品だからこそ味わえる余韻を楽しんで頂けたら、この上なくうれしい。
西尾孔志 コメント
人間って不完全な生き物です。
でも世の中は自己責任の名の下に厳しくなっています。
それでも一度の過ちや失敗で人間を終わりに追い込んではいけないと思います。
この映画はコメディですが、奥にあるテーマは人間の再出発であり、そこに救われる人々がいると信じてこの映画を作りました。
とはいえ堅っ苦しい映画ではございません。
実家のような心地よさで日々の疲れを忘れさせてくれる、そんな映画になっています。
しかしそんな映画も今や珍しい部類になりつつあるのかも?
人情が絶滅しないうちに、どうぞ皆さん、この映画をご覧になってやってください。
磯部鉄平(映画監督)コメント
【見終わった後、大切な人に会いたくなる映画】本年度一位は「輝け星くず」に決まりました。
ほんとに優しい映画。
大寺眞輔(映画評論家)コメント
ウェルメイドとは、もう何十回何百回何千回と楽しんだ、あの懐かしくも豊かで心地良い夢の中にもう一度ふんわり漂わせてもらえる特権のことで、その上、海外旅行や手品まで付いてくるんだから、このゴージャスな「輝け星くず」を見ない理由は映画ファンなら一つもないよ。
昭和☆ゴージャス★フルコース。
草苅勲(映画監督)コメント
止まってしまった時間があり、そこを乗り越えようと、必死にもがく瞬間がある。
その時、隣に誰がいるのか?
不自由に生きる登場人物たちの姿を、西尾監督は、自由に切り取っていく。
あんなプロポーズ見たことない。
自由とは何かを、やさしく教えてくれる映画だ。
高橋剣(京都ヒストリカ国際映画祭プログラムディレクター)コメント
どこかイビツさを抱えた人たちが、それぞれのデコボコを噛み合わせたり、食い違ったりしながら、各々の道を行く。誰もが身体が軽くなる気持ちを分かち合えるチャーミングな一編。この世は捨てたもんじゃないんだね。
小谷忠典|Kotani Tadasuke @kotanitadasuke
原作書きました。
『#輝け星くず』
来月から東京公開ですー!
https://t.co/6ehLLysnDI