「劇場版 美しい彼~eternal~」の
「チャチャ」は「人目を気にせず、好きなように生きる」をモットーにする主人公・チャチャの恋と成長を描いた物語。自由奔放な振る舞いで周囲から反感を買うこともあるが、自分は野良猫と一緒だと考え、仕事も恋も気の向くままに突っ走るチャチャは、ある日屋上で偶然出会った、自分とは好きなものが正反対な樂(らく)に惹かれていく。
「ドライブ・マイ・カー」の
酒井は「本能と欲望のままに見たい感情と物語をスタッフ・キャスト、みんなで表現しました。伊藤万理華さんがチャチャになってくださったことにより、私はチャチャという女の子が狂おしい程に愛しく、大好きになりました」とコメント。伊藤は「酒井さんの頭の中にこんな世界があったなんて…そんな世界に寄り添うには?と硬い頭で悩んだ時、柔らかくなるまでずっと傍にいてくださいました。気づかぬ内に自分の奥底に棲みついていたチャチャを引っ張り出してもらったような感覚です」と撮影を振り返り、「終わる頃には彼女に会いたくなる、そんな作品になりました。愛くるしく切ない絵本のようなチャチャの世界をぜひ覗きに来てください」と述べた。
本作は新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」を描くプロジェクト「(not) HEROINE movies」の第4弾。前3作「
酒井麻衣 コメント
本能と欲望のままに見たい感情と物語をスタッフ・キャスト、みんなで表現しました。
ある日「女の子を主人公で、酒井さんの好きなように物語をつくってほしい。何かわからないけど面白い!という映画がみたい」とプロデューサーからお話がありました。
そこから、たくさんの人に色々なアイディアを貰い…1人の自由奔放で野良猫のような、人から憧れられているようであり鼻について嫌われているような、孤独と手を繋いでいる女の子に焦点をあてました。
「あの子っていいよね」「あの子って恵まれてるよね」「あの子って悩みなさそうだよね」「あの子ってずるいよね」「あの子って私は嫌いかも」そんなみんながちょっと気にする「あの子」がどんな私生活を送って、何に恋をして何に傷ついているのか、どんな世界をみているのか興味がわきました。
そんな「あの子」、チャチャを伊藤万理華さんが、とても豊かに地上から5センチ浮いたままダンスするような不思議な表現力で魅了してくださいました。
伊藤万理華さんがチャチャになってくださったことにより、私はチャチャという女の子が狂おしい程に愛しく、大好きになりました。
他にも今後、素敵な俳優の皆様が発表されると思います。新情報も是非ともお楽しみにです。
そんな不思議で切なく、どこか可笑しい世界に是非とも迷い込んでくださいませ。
伊藤万理華 コメント
酒井さんが過去作り出してきた美しい映像表現に、私自身は一見遠く感じていたのですが、チャチャという人物で繋がることができました。
"チャチャ"には聞き馴染みがずっとあって、このお話が来た時、なにが引き合っているんだろう…?と大変驚いた記憶があります。
酒井さんの頭の中にこんな世界があったなんて…そんな世界に寄り添うには?と硬い頭で悩んだ時、柔らかくなるまでずっと傍にいてくださいました。
気づかぬ内に自分の奥底に棲みついていたチャチャを引っ張り出してもらったような感覚です。
終わる頃には彼女に会いたくなる、そんな作品になりました。
愛くるしく切ない絵本のようなチャチャの世界をぜひ覗きに来てください。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
伊藤万理華が“野良猫系”女子演じる恋物語「チャチャ」10月公開、監督は酒井麻衣 https://t.co/VzTMuhsiB0
“「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允が脚本執筆に協力し、ラブストーリーでありながら、コメディやサイコ、スリラーといった、酒井の好きな要素が詰め込まれた作品になるという”