「告白」撮影後にヤン・イクチュンと奈緒が韓国で遊ぶ、生田斗真は「誘われてない…」

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映画「告白 コンフェッション」の完成披露試写会が本日4月30日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの生田斗真ヤン・イクチュン奈緒、監督の山下敦弘が登壇した。

左から生田斗真、ヤン・イクチュン。

左から生田斗真、ヤン・イクチュン。

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映画「告白 コンフェッション」完成披露試写会の様子。左からマキシマムザ亮君、上ちゃん、ダイスケはん、ナヲ、生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒、山下敦弘。

映画「告白 コンフェッション」完成披露試写会の様子。左からマキシマムザ亮君、上ちゃん、ダイスケはん、ナヲ、生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒、山下敦弘。[拡大]

本作は、福本伸行が原作、かわぐちかいじが作画を手がけた同名マンガをもとにしたサバイバルスリラー。死を覚悟した親友の最期の告白を聞いてしまった男と、殺人を打ち明けてしまった男が山小屋で過ごす気まずい一夜が描かれる。生田が親友と登山の最中に遭難する浅井啓介、ヤン・イクチュンが16年前の殺人を告白するリュウ・ジヨンを演じ、2人の同級生で登山中に事故死したとされていた西田さゆりに奈緒が扮している。

生田斗真

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生田は「とてつもない、“怪物級”の映画ができたと思っています」と笑顔で挨拶する。観客に向かって投げキッスをしたヤン・イクチュンに黄色い歓声が上がると、彼は自ら「スターですね!」と満足げな表情を浮かべ、「僕たちも一度観ましたが映画は最高です! 楽しんでください」と声を張って盛り上げた。

ヤン・イクチュン(左)と奈緒(右)。

ヤン・イクチュン(左)と奈緒(右)。[拡大]

本作の企画が立ち上がったのは4、5年前だといい、撮影は2回の延期の末に実現した。生田は衣装合わせ時を振り返り「イクチュンさんがテンション上がっちゃって『生田さーん!!』と(駆け寄って来て)熱いハグをしました(笑)。それぐらい会えることがうれしかったです」と話す。ヤン・イクチュンは「最初は限られた状況の中でさまざまな感情を表現できるか怖かったんですが、素敵な生田さんと非常にかわいらしい監督に助けていただいて、私もベストを尽くしてがんばることができました」と述懐。続けて日本語で述べた「世界で一番きれいな奈緒さんが隣にいます」という言葉には、奈緒が「カムサハムニダ」と感謝を伝えていた。

ヤン・イクチュン

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撮影時の様子を問われたヤン・イクチュンは「エネルギーにあふれた現場でした。劇中の感情を作るために、汗を流して討論したことも覚えています」と回想する。奈緒の印象については「短い撮影期間の中で見事に感情を表現されていて、すごい方だなと思いました」、生田に関しては「ダビデ像の彫刻やイタリア人を思わせるイケメンなので、初対面のときは冷たい雰囲気を感じたけど、現場でご一緒していると小さないたずらに声を出して笑ってくれたり、日本語もサポートしてくださったいい方。感謝の気持ちを持って撮影させていただきました」と語った。

奈緒

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ヤン・イクチュンが監督・主演を担った「息もできない」が学生時代から大好きだったという奈緒は「会う前日から韓国語を練習して、初対面の瞬間に『友達になりたいです』って言ったら、お友達になってくれました」とうれしそうに報告する。撮影後、渡韓したという彼女は「イクチュンさんがガイドをしてくれて、『息もできない』チームの皆さんも紹介してくださり、一緒に楽しく遊びました」とエピソードを披露。生田が「誘われてない……」と悲しそうに吐露すると、ヤン・イクチュンは「だって忙しいじゃない!」と笑っていた。

左から山下敦弘、生田斗真。

左から山下敦弘、生田斗真。[拡大]

「(企画から完成まで)主演2人を待たせた。最後まで付き合ってくれたことに感謝」と述べた山下は、「(生田とヤン・イクチュンの)地の魅力をキャラクターに反映しているので、この2人にしかできない浅井とジヨンになったかなと思います」と本作の魅力に言及する。生田は山下を「精神的に強い監督」と評し、「2、3週間かけて同じセットで撮影しているので持続力と集中力が必要だと思うんですけど、常にチームを先導していく姿を見て『日本を代表する監督なんだな』と思いました」とコメントした。

左からマキシマムザ亮君、上ちゃん、ダイスケはん、ナヲ。

左からマキシマムザ亮君、上ちゃん、ダイスケはん、ナヲ。[拡大]

イベント後半には、主題歌を担当したマキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君、ダイスケはん、上ちゃん、ナヲがサプライズで登場。「殺意vs殺意(共犯:生田斗真)」という楽曲のタイトルが発表され、生田が歌で参加していることもわかった。本作をひと足先に鑑賞したダイスケはんは「息するのを忘れるぐらいハラハラドキドキして、試写の直後、斗真と握手しました」、上ちゃんは「本当に怖かったー! いい意味でね。自分もその場にいるかのような緊張感のある映画だった」と感想を伝える。生田は「ずっと言いたかった! ホルモンのメンバーにオファーしたところ快く受けてくれただけでなく、マキシマムザ亮君から『せっかくだから斗真も一緒に歌おうよ』って言っていただいてコラボレーションが実現しました」と経緯を明かし、完成した曲についてヤン・イクチュンは「セクシーです!」、奈緒は「音に合わせたエンドロールもかっこいいので、最後まで楽しんでほしいです」とアピールした。

左から生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒。

左から生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒。[拡大]

最後にヤン・イクチュンは「友達にも言ってはいけないことがある。言ってしまったときにどれほどお互いを苦しめ、恐怖に陥れるのかを知っていただければ」、生田は「日本だけでなく海外の皆さんにも届いてほしい。いいバイブスが生まれた作品だと思っています」と自信を見せ、イベントの幕を引いた。

「告白 コンフェッション」は5月31日に全国で公開される。

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(c)2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会

映画「告白 コンフェッション」予告

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