韓国映画「
本作は製菓会社に勤める45歳の研究員チャ・チホが、何事にも前向きな41歳のシングルマザーのイ・イルヨンと出会ったことで、初めて恋を知るロマンティックコメディ。映画「梟─フクロウ─」のユ・ヘジンが初めての恋に戸惑うチホ、ドラマ「再婚ゲーム」のキム・ヒソンが底抜けに明るいイルヨンに扮した。
ユ・ヘジンは役作りについて「実感覚というものがまったくないチホが恋に落ちて、ときめきと痛みを感じるのですが、初めて感じるそういう感情にどう反応するのか考えているうちに、自然とキャラクターができてきたんだと思います」と述懐。初共演のキム・ヒソンに関しては「性格のよさはよく聞いていましたが、現場で会ってみると、びっくりするぐらい、相手の俳優を居心地よくしてくれます。スタッフたちも、ミーアキャットみたいにいつもキム・ヒソンさんを待っていました(笑)」と称賛する。また彼は「日本の観客の皆さんも観て共感できる、温かく純粋な物語という点が、この作品の最大の魅力だと思います」と伝えた。
キム・ヒソンは、当初は悩んだ末にオファーを断ったと明かしつつ「イ・ハン監督が心のこもった手書きのお手紙をくださって、心の扉が開きました。手紙には私がイルヨンを演じなければならない理由がびっしり書いてありました」「ここまで私を必要としてくださる監督がいるのに、私ごときが断るなんてと思って、すぐに電話をかけました」とエピソードを披露。またイルヨンとの共通点を尋ねられると「基本的に前向きなところが似ています」と回答する。最後に彼女は「娘の友達のお母さんたちも『刃物や血、爆弾が出てこなくてよかった』と言っていました。映画の面白さだけでなく、子どもと一緒に見られる映画を作ってくれてありがとうと言われました」と語った。
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