「ミッシング」石原さとみが新しい映画館での上映に感慨「ほかでは得られない体験」

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神奈川の映画館、ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいが明日4月26日にオープン。その前々日である4月24日に、オープニング テープカットセレモニーと5月17日公開の映画「ミッシング」の特別試写会が開催され、主演の石原さとみが登壇した。

石原さとみ

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ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいのオープニング テープカットセレモニーにて、テープカットを行う石原さとみ(中央)。

ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいのオープニング テープカットセレモニーにて、テープカットを行う石原さとみ(中央)。[拡大]

まず主催者であるローソン・ユナイテッドシネマ代表取締役社長・清水俊英が挨拶し、本劇場がフィンランド発の「フレックスサウンド」を全12スクリーン、全シートに導入していることを明かす。加えてシステムを開発したイサック・オレヴィックが、椅子の枕や背部から音と振動を感じられるフレックスサウンドについて「映画の中に実際にいるような感覚を与え、俳優のセリフを含めて音声のクリアさは格段に向上。どんな小さな音でも聴こえ、感じられます」と説明した。

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続けて登壇した石原は「映画館のオープン、本当におめでとうございます!」と祝福。フレックスサウンドを体感した感想を問われると「大げさではなく、本当に感動しました。音も、セリフも、息遣いも、鼓動も、感情そのものが全身で感じられる。映画館で観る映画の魅力って“没入感”だと思うのですが、このフレックスサウンドで観る映画は絶対にほかでは得られない体験です」と語る。そして改めて「ミッシング」が本劇場で公開されることを喜んだ。

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石原は「ミッシング」の監督・吉田恵輔が手がける作品の魅力について質問されると「音もそうですけど、匂いが伝わってくるような。ドキュメンタリーのような感覚になってくる」と回答。「主人公が主人公としてフォーカスされてないのがとても好きなんです。主人公にフォーカスが当たると、周りの人が消されることがあるんですが、吉田作品はそうじゃなくて。悲劇のヒロインじゃないんだよ。あなただけが世界の中心じゃないんだよ、ということが吉田作品を観ると感じられる」と言葉を紡ぐ。

そして本作だからこそ没入感の高いフレックスサウンドでの鑑賞を勧める石原は「登場人物の感情を得られるだけでなく、体感できるというのはすごく新しい体験。この作品は没入したからこそ最後に一筋の光があり、その優しさを最後に感じ取っていただける」とコメントし、「最後のエンドロールをフレックスサウンドで感じてもらえたら、よりこの映画の良さが体験できるんじゃないかなと思います」と呼びかけた。

「ミッシング」は失踪した娘を懸命に探し続ける母親が、夫婦間の温度差、マスコミの報道、SNSでの誹謗中傷により心を失くしていく物語。石原のほか中村倫也、青木崇高、森優作、有田麗未、小野花梨、小松和重、細川岳が出演した。

※吉田恵輔の吉はつちよしが正式表記

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