娘に指図しないで、デンマーク発「胸騒ぎ」不穏な空気が漂う食事シーン公開

デンマーク発のホラー映画「胸騒ぎ」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。

ある善良な家族が過ごす悪夢のような週末を描く本作。デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスはイタリアでの休暇中にオランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会い意気投合する。後日、パトリック夫婦から招待状を受け取ったビャアン一家は、人里離れた彼らの家を訪ねることに。彼らの“おもてなし”に居心地の悪さと恐怖を覚えるビャアンとルイーセは、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせる。モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、フェジャ・ファン・フエット、カリーナ・スムルダースが出演した。

映像には、ビャアンらデンマーク人一家とパトリックらオランダ人一家が食事をするシーンを収録。カリンがアウネスにオランダ語で話し続け、自分の娘のように接する様子や、ルイーセがカリンに「娘に指図しないで。母親は私よ、あなたじゃない」と怒り、不穏な空気が漂うさまが収められた。

監督のクリスチャン・タフドルップは弟のマッズ・タフドルップとともに脚本を執筆。クリスチャン・タフドルップは「冷酷でダークな部分を掘り下げてみたいと考えていました。だからこそ、弟と“デンマーク史上、最も不穏な映画を生み出す”というテーマを掲げて本作の製作に挑んだ」とコメントしている。

「胸騒ぎ」は、5月10日に東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。なお本作はブラムハウス・プロダクションズが、ジェームズ・マカヴォイ主演でリメイク版を製作することが決定している。

映画「胸騒ぎ」本編映像