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原作・金城宗幸、作画・ノ村優介によるマンガ「ブルーロック」のスピンオフ作品をもとにした本作は、桁外れのサッカーセンスを持つ凪誠士郎の視点から描かれる“天才誕生”の物語。島崎が凪、内田が御影玲王、浦が潔世一に声を当てた。
本イベントは、8時40分からの回の上映後に行われた。大勢のファンに迎えられた島崎は「これだけ朝が早いと(客席が)ガラガラかも……と思ってました(笑)。伝聞での『観たよ』『よかったよ』という言葉もうれしいけど、やっぱり目の前の皆さんの楽しそうな姿が一番の反響だなと感じます」と感謝を伝える。内田が「すごい作品だなって実感する出来事があったんです。……母が『面白かった』って言ってました!」と声を張ると、会場からは拍手が起こる。続けて「母は最近『ブルーロック』にハマって、沼から抜け出せないそうです」と報告した。
浦は公開日である昨日のエピソードを披露。「夜、仕事が終わって電車で帰っていたら、たまたま横に座った大学生ぐらいの男女3人組が『ブルーロックの劇場版、今日から始まったね』と話をしてたんです! 最初、仕込みかと思ってカメラを探しました」と、ドッキリ企画を疑ったことを明かす。そして「予想していない場所で起きたことだったので、改めて『ブルーロック』がたくさんの人に愛されていることを実感する瞬間でした」と感慨深げに回想した。
お気に入りのシーン・注目してほしいポイントに話題が及ぶと、島崎は「この映画の本筋である凪と玲王の関係性が輝くときって、“玲王がつらいとき”なんですよ」と語り、その理由について「“ブルーロック”という場所がなかったらずっと2人でうまくやってたかもしれないけど、ここに来たからこそ、より先を目指すためにすれ違いが発生する。玲王の感情がよく動いているところがお薦めだし、雄馬くんがしっかり演じています」と述べる。浦は「潔ってめちゃめちゃいいところでぶっ壊してくるんですよ。テレビシリーズのときは意識してなかったんですけど、今回凪視点で観ると『お前、今か!?』っていう行動が多くて、『そりゃあ玲王は潔に対して当たりが強くなるよな』って思いました(笑)」とキャラクターへの新たな気付きを口にした。
「一番好きなセリフは?」という問いに、それぞれがフリップで回答する場面も。潔の「お前らに勝つ人間だ」を選んだ浦は「最初はこんなセリフ絶対言えなかったと思うんです。しかも、試合中のエゴがむき出しになった瞬間ではなく日常会話の中で使ったことで、潔の成長を感じました」と述懐。内田は、玲王が凪に対して言う「最後まで一緒にいてよ」を挙げ、「今の玲王にとっては“呪い”みたいなところもあるんですけど、きっと2人が前を向いて歩いて行ったら“約束”の言葉になる。そう変えるためにも玲王は歩き続けないといけないので、がんばってほしい」と力を込める。このセリフに対し、島崎は「玲王のほうが(凪との)関係に固執しているように見えるけど、意外と凪も約束への意識は高いと思ってる。凪は自分のルートを進むだけで、“最終的に”一緒にいるという約束を果たすために必要なことをしているんだと思う」と分析。また島崎は「自分を鼓舞するのにいい言葉」として凪のセリフ「はじめまして日本」と答えた。
最後に島崎は「凪は天才だったけど、玲王や周りのみんなと出会わなければ活躍できなかった。今回の劇場版も、雄馬くんや浦くんがいい芝居をしてくれて、キャラクターの絵の芝居もよくて、そのうえで凪が一本立ちできていると思います。出会いや縁の大事さを伝えてくれる映画です」と真摯に言葉を紡ぎ、イベントを締めくくった。
石川俊介の監督作「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」は全国で公開中。
※島崎信長の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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