アニメーション映画「
本作はフランス郊外の団地を舞台に、亡き父が作ってくれたチキン料理をどうしても食べたい8歳の少女リンダを描いたドタバタ劇。母親の勘違いで叱られたリンダは、間違いを詫びる母に、かつて父が作ってくれたチキン料理が食べたいと懇願する。しかし、その日は街中のストライキでどこも店じまい。それでも母娘は警察官、運転手、団地の仲間たちを巻き込みながら、“思い出の料理”を食べるため行動を起こしていく。
通常の録音スタジオではなく、シーンに合わせて学校やアパートの踊り場、屋外スペースなどで実際に体を動かしながら演じる俳優たちの声を使用した本作。彼らはヘッドセットを装着し、雑音の少ない発泡スチロールで作られた小道具を使って、実写映画の撮影のように芝居をする。さらにアニメーターたちは、モデルシートや脚本に縛られることなく、この録音音声から想像した動きを自由に作画するという制作スタイルが取られた。
映像には、走り回りながら演じる子供を音声スタッフがマイクを持って追う様子などが映し出され、それらのメイキング映像と完成したアニメーションを見比べることができる。監督の
アヌシー国際アニメーション映画祭2023で最高賞のクリスタル賞を受賞した「リンダはチキンがたべたい!」は全国で順次公開中。マルタと、
massando @koiddon
この前に話題にした『#リンダはチキンがたべたい!』の録音の様子が日本語字幕を付けて公開されている。配給さん、仕事が早いね👍
>屋外で駆け回って声を収録、アニメ映画「リンダはチキンがたべたい!」メイキング映像 | 映画ナタリー
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