橋づくりに情熱を燃やす狩山陸を主人公に据えた本作では、刑務所に収容されるという困難に見舞われながらも、彼が決してあきらめることなく希望と再生の道を模索するさまが描かれる。ビジュアルには、まばゆい光が差し込む向こう岸に向かって何かを投げる狩山の姿に「きっと、たどりつく──」とコピーが添えられた。
本作の撮影は、物語のカギとなる橋を舞台とする場面からスタートした。しかし、クランクイン日は雨やひょうが襲う悪天候で撮影は一時中断。高所に設けられた足場は強風にさらされたが、木村は一切ためらうことなく臨み、撮影チームを鼓舞した。中断している間には「地域にお住まいの方々に多大なご協力を賜っている以上、なんとしても必要なものはちゃんと撮影しないといけない。悪天候で厳しい状況ではありますけど、お互いの熱量を知り合えている、慣れ親しんだ力強いスタッフと一緒なので、僕の心は豊か。『早く1カット、1カットを重ねていきたいな』というテンションを保てています」とコメント。そして奇跡的に日が差すと「雨が上がった! 現場に戻ります!」と清々しい表情を見せた。
「Believe-君にかける橋-」はテレビ朝日系にて4月25日に放送開始し、毎週木曜21時からオンエア。脚本を
木曜ドラマ「Believe-君にかける橋-」
テレビ朝日系 2024年4月25日(木)スタート 毎週木曜 21:00~21:54
※初回拡大スペシャル
木村拓哉 コメント
クランクインを迎えた気持ち
この地域にお住まいの方々にとって生活の動線となる橋にお邪魔し、多大なご協力を賜っている以上、なんとしても必要なものはちゃんと撮影しないといけないなと思っています。悪天候で厳しい状況ではありますけど、お互いの熱量を知り合えている、慣れ親しんだ力強いスタッフと一緒なので、僕の心は豊か。「早く1カット、1カットを重ねていきたいな」というテンションを保てています。今後の撮影でも、その日やるべきことを全力でやりたいと思っています。
「Believe-君にかける橋-」と、演じる狩山陸に対する思い
橋の建設現場で生き生きとした時間を過ごしていたはずの登場人物が、なぜか刑務所に収容されるという流れの物語なので、衣装合わせでもベルトすら通してはいけない衣装が何着もあったんです。「こんなにテンションが上がらない衣装合わせは初めてだな」と思いましたね(笑)。と同時に、「この衣装を身にまとう期間を経たあと、狩山の中でどんな時間が流れていくのかな」と、ますます興味が湧いてきました。そこは台本を読み進めていくにつれ、徐々に見えてくると思うので、僕も楽しみにしながら撮影に参加しようと思っています。
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