原作はこれまでにFlashアニメ・ショートアニメ化されたほか、2016年には劇団Patchによるミュージカル舞台版も上演されている。今回のドラマ版は「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」を手がけた
杉野は「磯兵衛の独特のなんとも言えない世界観や、WOWOWさん、細川監督のお名前を拝見して、なんか楽しそうかも?と思い、参加させて頂きました」とオファー時を述懐。細川は「涙も、教訓もなにもない清々しいくらいマジで、バカみたいな実写化になってると思います。ここまでギャグしかない映像作品は、久しぶりで、手応えしかありません」とコメントし、原作者の仲間は「CGを使った武蔵とか、アゴヒジ回とか、ずっと笑ってました」「何といっても主役の杉野さんがめちゃくちゃ磯兵衛でした」とつづっている。
全10話の「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」は、今夏にWOWOWで配信・放送される。
連続ドラマW-30「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」特報
※動画は現在非公開です。
連続ドラマW-30「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ」
WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド 2024年夏 放送・配信スタート
※全10話
※第1話無料放送
仲間りょう コメント
映像化が決まったときの印象
「磯兵衛のドラマを撮りましょう」と担当から聞いたときは、いや無理だろ何考えてるのかなこの人と思いました。でも、磯兵衛は舞台化してめちゃくちゃ面白かったので、もしかしたらドラマもなんかイイ感じにガッとやってくれるのかもしれない、と感じて承諾をしました。完成まで時間がかかっていたのでずっとそわそわしてました。
本編を観た感想
最高すぎました…!! 特に2話目のCGを使った武蔵とか、アゴヒジ回とか、ずっと笑ってました。ドラマ化による原作の再現ってすごく難しいしややこしいと思いますが、とてもよかったです。看板娘は原作よりかわいいです。中島も原作よりかわいいです。何といっても主役の杉野さんがめちゃくちゃ磯兵衛でした。
視聴者へのメッセージ
オープニングから超ゆるい、バカバカしい雰囲気MAX、監督も俳優さんも真剣にバカなことやってて最高です。磯兵衛の単行本を持ってるっていう物好きな方は、ぜひ原作と見比べて観ていただきたいです!
杉野遥亮 コメント
WOWOWオリジナルドラマの初主演について
浮世絵がマンガの主人公で、それを実写化???となりました。ですが、磯兵衛の独特のなんとも言えない世界観や、WOWOWさん、細川監督のお名前を拝見して、なんか楽しそうかも?と思い、参加させて頂きました。
脚本を読んだ感想・演じた感想
この作品をどう映像にするんだろうか。と思っていたのですが、現場に行ったら、だから京都で撮るのか。と、納得するような光景を見られたので嬉しかったです。
磯兵衛は、クランクインしてからも中々輪郭が掴めなかったのですが、スタッフさんが磯兵衛を面白がってくれたので良かったのかな?って思います。
視聴者へのメッセージ
なかなか不思議な作品ができたような気がしています。原作の持っている世界観や京都という場所、監督やスタッフの皆さん、そしてキャストの皆さんの個性がいい感じに一つになった?ような気がしています。是非是非視聴してみてください!
細川徹 コメント
マンガ「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」を映像化することになった感想
原作は、天才的にばかばかしく面白い。けど、人間が浮世絵感を表現するのは不可能だし、なにしろ、磯兵衛が出来る役者がいない。率直に「無理!」というのが、映像化の話を聴いて思ったことでした。
磯部磯兵衛役が杉野遥亮に決まったときの感想
磯兵衛役が見つからない日々の中、バラエティ番組に出てる杉野くんを見て、今、日本で磯兵衛役が出来るのは、杉野くんしかいないと確信しました。杉野くんがやってくれなかったら、実写化不可能、と思うくらいだったので、やってくれることになって本当に嬉しかった。けど、杉野くん、この役やって、大丈夫なのかな、と少し心配になりました。
作品の手応え
涙も、教訓もなにもない清々しいくらいマジで、バカみたいな実写化になってると思います。ここまでギャグしかない映像作品は、久しぶりで、手応えしかありません。面白い原作が、面白いドラマになってると思います。なにしろ、演技力、佇まい、杉野くんが最高です。
視聴者へのメッセージ
癖強のキャラクターたちのキャスティングも含めて、原作ファンのみなさまにも、楽しんでいただける作品になってると思います。原作は、たくさんのエピソードがあるので、どのエピソードが実写化されるのか、楽しみにお待ちください。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
杉野遥亮がWOWOWドラマ初主演、仲間りょうのギャグマンガ「磯部磯兵衛物語」を実写化 - 映画ナタリー https://t.co/fdjiD6hx1A
“大人計画の細川徹が監督・脚本を担い、撮影は京都・東映京都撮影所で行われた”