本作は、“書けなくなった”ミステリー作家・黒羽ミコと“解けなくなった”エリート刑事・森野徹というイップス(葛藤による影響などで、それまでできていたことができなくなる心理的症状)を抱えた“絶不調コンビ”が事件を解決していくミステリーコメディ。ミコと森野を篠原とバカリズムが演じ、ミコの弟であるエリート人権派弁護士・黒羽慧に染谷将太が扮する。
渡辺と勝村が演じるのは、ミコの事務所関係者。渡辺扮するミコの運転手・坂浦猛(さかうら・たける)はミコの小説の大ファンでミコからもかわいがられており、勝村扮するミコのマネージャー・初田豊(はつだ・ゆたか)は有能だが小説家としてのミコにはまったく興味がないという役どころだ。
また森野と同じ警察関係者役で味方、足立、矢本が出演し、バカリズムと初共演を果たす。味方は森野に憧れる警視庁の機動捜査隊員・酒井純平(さかい・じゅんぺい)、足立はミコと森野の事件現場入りを受け入れる制服警官・水田勇人(みずた・はやと)、矢本は森野の後輩にあたる警視庁捜査一課の樋口一之(ひぐち・かずゆき)にキャスティングされた。新たなキャスト5人からのコメントは以下に掲載している。
「イップス」はフジテレビ系で4月12日21時に放送スタート。「ロス:タイム:ライフ」の
イップス
フジテレビ系 2024年4月12日(金)スタート 毎週金曜 21:00~21:58
※初回15分拡大
渡辺大知 コメント
企画書をいただいたときから、この作品の設定の面白さに胸がドキドキしました。ミステリーもコメディーも大好きですが、これは未だかつて見たことがない質感のドラマになるのでは、と期待でいっぱいです。
撮影も楽しくて、なにより監督がドッシリといてくださり、安心感に溢(あふ)れた現場です。自分は一見アツそうでふわふわとした掴めない役柄ですが、回を追うごとに物語にどう絡んでくるのか、楽しみです。魅力的なキャラクターがたくさん登場する楽しいドラマ(楽しいだけかはわかりませんが)なので、放送を待っていてください!
味方良介 コメント
脚本のオークラさんと数年前に舞台作品でご一緒していて、オークラさんのコミカルで軽快な世界観に悪戦苦闘した記憶があったので、今回は映像作品ですが、またあの世界に飛び込めるとワクワクしました。篠原涼子さんとバカリズムさんという多様な才能を持つお二人と同じ世界線にいるのが不思議で仕方ないですが、埋もれないよう前へ前へと進むのみです。
登場する役のテンポの良い掛け合いと、誰もが一度は思ったことはあっても口にできなかったことをサラッと言ってしまうせりふたちに思わず笑ってしまいました。僕の役は撮影を通してキャラクター色が出てくるのかな?と思っています。実際、読んだときと撮影に入ってからのイメージが大分違うので今から酒井という男の先が気になります。
足立英 コメント
篠原涼子さんとバカリズムさんのバディ。もう想像するだけでワクワクが止まりませんでした。そんなお二人が織りなす世界の一員になれることがとてもうれしかったです! そして、親交のある筧監督との撮影も楽しみです。近頃はサウナで会うばかりでしたので(笑)。
会話がすごくリズミカルで心地良く、気付くとどんどん脱線していく…かと思うと芯を食っていて。読んでいてとても面白いです。実際、現場でお二人の会話の応酬に思わず笑いが起きるシーンも多く、放送が楽しみです。また僕自身、スポーツの“イップス”に悩まされたこともありミコさんと森野さんの気持ちがよくわかるので、“イップス”がより知られるキッカケになってほしいです。そして2人がそこに立ち向かっていく様が、同じような悩みを抱える方の何かのキッカケになったら良いなぁとも思います。僕の役柄は制服警官なのですが、見た目からしてちょっとオカシイ。皆さんが抱くイメージの“制服警官”とはだいぶ違うと思います。お楽しみに!
矢本悠馬 コメント
台本を読ませていただいたとき、とにかく、主演の篠原涼子さんとバカリズムさんの掛け合いが面白くてこれだけでもドラマ一本見ていられるなという印象でしたので、すごく楽しみにしております。オークラさんの脚本は面白いせりふが多いので、それに負けないように演じられたらいいなと思います。自分が演じる樋口というキャラクターは、バカリズムさん演じる森野さんとバディの刑事役でイップスになってしまった森野さんをときに優しくときには厳しく手助けしていく役柄であります。オリジナル脚本ということで今後どう関わっていくのか自分も楽しみです! 作品の良きスパイスになれればと思っております。
勝村政信 コメント
バカリズムさんを個人的にリスペクトしております。今までバカリズムさんのいろいろな作品に参加させていただいていて、そのどれもが印象深く、今まで経験したことのない景色を見せていただいています。篠原涼子さんも、20年も前に舞台でご一緒させていただいたのですが、ぜひまたご一緒したいとずっと思っていたので、ようやく実現できて、テンション上がりました。とにかく現場に行くのが楽しみで仕方がありません。みなさまよりも一足先に、この二人の芝居が見られるのが、申し訳ないくらいです。このバディにどう絡んでいけるか、それも今から楽しみで仕方がありません。
篠原涼子の映画作品
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