映画「
「月」の原作は、実際の障害者殺傷事件がモチーフとなった、辺見庸の同名小説。「舟を編む」「茜色に焼かれる」の石井裕也が監督、宮沢りえが主演を務めた映画では、森の奥にある重度障害者施設で職員として働き始めた元有名作家・堂島洋子が、職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにする様子が描かれた。磯村は施設の現状に誰よりも憤り、やがて衝撃的な行動に出る職員・さとくんを演じた。
磯村は、2023年は「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- / -決戦-」「最後まで行く」「波紋」「渇水」「正欲」に参加した。彼は「『月』にはたくさんの壁があった。映画1本をお客様に届けるのがどんなに難しいのかを痛感しました。一緒に作り上げて、公開することができたチームの皆さんと喜びを分かち合いたい」としみじみ。そして「しっかりと地に足をつけて、またスクリーンで生きていきたいと思います」と力強く語った。
授賞式には、優秀助演男優賞の受賞者である「
映画ナタリーでは、授賞式の模様を引き続きレポートする。
第47回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞
★磯村勇斗「月」
伊藤健太郎「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
大泉洋「こんにちは、母さん」
加瀬亮「首」
菅田将暉「銀河鉄道の父」
※★印が最優秀賞
関連記事
磯村勇斗の映画作品
リンク
keills @bxnutk9464
【日本アカデミー賞】「月」の磯村勇斗が最優秀助演男優賞、「スクリーンで生きていきたい」
https://t.co/jDar1PXw1z