ベトナムのホラー映画「
ベトナム・ハノイを舞台とする本作では救急車で人間狩りにいそしむ医師、人肉中毒の息子、医者の犠牲になった売春婦の娘らが狂気と復讐の連鎖に陥るさまが容赦ないゴア描写で描かれる。
監督は本作で長編デビューを果たしたベトナム出身のレ・ビン・ザン。もともとは映画学校の卒業制作として本作を企画していたが、大学側から「あまりに残酷すぎる」と却下され退学の憂き目に遭う。その後、
あわせてティザービジュアルも解禁。血肉と腐臭にまみれたゴア描写の一端が確認できる。過去に「八仙飯店之人肉饅頭」「ネクロマンティック」を買い付け、2024年2月にすい臓がんで死去した映画プロデューサーの叶井俊太郎は本作について「地味なPOV風なベトナム食人ホラー」「だが見終わった後に逆にジワジワとくる。これはマジで斬新!!」とつづった。ほかヒロシニコフ、学生残酷映画祭の初代主催・佐藤雄二のコメントは以下に掲載している。
叶井俊太郎(映画宣伝プロデューサー)コメント
地味なPOV風なベトナム食人ホラー
だが見終わった後に逆にジワジワとくる。
これはマジで斬新!!
ヒロシニコフ コメント
殺人! 食人! 狂人!
あらゆるタブーを犯して疾走する超危険作がベトナムからやってきた!
誰もが知るあのファストフード店を取り巻いて、鬼畜たちが大暴れ! 時系列をシャッフルしながら繰り出される過激な映像の数々は、とにかく悲惨、なんとも陰惨。しかしなぜだろう、血とショックの隙間から漏れ出る何かに不思議と胸を打たれるのは......。かくも異常な映画体験を観るものに与える、新たなアジアン・エクストリーム・ムービーの誕生を、その目にしかと焼き付けよ! 今日、「Kfc」にしない?
佐藤雄二(学生残酷映画祭 初代主催)コメント
復讐、拷問、死姦、食人...その根底にあるのは血生臭い愛。
残酷描写、食人描写の至るところにアイディアや工夫が散りばめられ、監督の「必ずこれを撮る」という決意を感じる。
でも絶対「毛」は食べる前に取った方が良い!!
tAk @mifu75
卒業制作なのに「残酷すぎる」と却下、ベトナム発のカニバルホラー「Kfc」公開(コメントあり) https://t.co/ej6b4D1Uuv