「アルプススタンドのはしの方」に続く高校演劇舞台化プロジェクトの第2弾として2021年に上演された同名舞台を映画化した本作。高校2年の夏休みに特別補習としてプール掃除を指示されたココロとミクは、野球部のグラウンドから飛んできた砂を掃き始める。同級生で水泳部のチヅル、水泳部を引退した3年の先輩ユイも掃除に合流。やがて彼女たちの悩みがあふれ出し、それぞれの思いが交差していく。
脚本は徳島市立高校の演劇部時代に本作を執筆した中田夢花が自ら担当。キャストには
プール掃除を指示する体育教師・山本を演じたさとうは「わたしももちろん経験のある女子高生時代。生徒たちの気持ちは分かるはずなのに、寄り添っているはずなのに、作中こんなに嫌われていたのは初めての経験でした。山下監督の芝居への想いや取り組みに感動しつつ、登場する女子高生ちゃんたちの心の揺れを、ぜひ楽しんでいただければと思います」とコメント。
野球部のマネージャー・リンカに扮した三浦は「野球部のマネージャーを経験した事がなかったので、役で演じられる事が楽しみだなと思いました」「りんかという女の子は野球部にも面接で受かって入部しているなど、周りの子達よりもワンランク上の存在なので自分の中で“ワンランク上の女の子”を想像して役作りをしました。2日間という短い撮影期間でしたが楽しかったです!」と語っている。
なおスペシャルサポーターを募集するクラウドファンディングがMotion Galleryで本日3月1日にスタート。コースは全5種で、撮影で使われた砂を使用したグッズや、劇中と同デザインの帽子やTシャツ、エンドロールのクレジット掲載など、さまざまなリターンが用意された。4月1日23時59分まで実施中だ。
「水深ゼロメートルから」は、5月3日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。第19回大阪アジアン映画祭にてワールドプレミア上映される。
※濱尾咲綺の濱は異体字が正式表記
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山下敦弘「水深ゼロメートルから」特報解禁、新キャストにさとうほなみ&三浦理奈(コメントあり) https://t.co/Z5kAWvXESx