桐野夏生による小説「燕は戻ってこない」が連続ドラマ化。4月30日からNHK総合ほかで放送される。
本作は派遣社員の大石理紀(リキ)、自らの遺伝子を継ぐ子を望む元トップバレエダンサー・草桶基、その妻で不妊治療をあきらめた草桶悠子という3人の欲望が「代理出産」を通じて交差するノンストップエンタテインメント。連続テレビ小説「らんまん」の
リキを演じるのは
石橋は「素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと、力を合わせてこの『問題作』に立ち向かいたいと思います!」とコメント。稲垣は「不妊治療、卵子提供や少子化問題、貧困問題が深刻な昨今、これはいま現在も多くの人が悩んでいることであり、決して他人事にできないお話でした」、内田は「この作品を通じて皆さんと共に、生殖医療について何か一つだけでも答えらしきものが見つけられるよう真摯に向き合いたいと思います」と述べている。
全10回の「
※朴ろ美のろは王へんに路が正式表記
ドラマ10「燕は戻ってこない」
2024年4月30日(火)~7月2日(火)
NHK総合 毎週火曜 22:00~22:45
NHK BSプレミアム4K 毎週火曜 18:15~19:00
石橋静河 コメント
この物語で行われるひとつひとつの選択において、誰も、誰のこともジャッジできない、と思いました。
あらすじやトレーラーだけをみて映画を批評することができないように、他人の人生の表層だけをみて批評することは、本来ありえないことなのだと思います。
原作を読んで、貧困や女性蔑視、差別など、さまざまな叫びが頭の中に響きました。
そしてこれを映像化することの重みを強く感じました。
今回リキという女性を、自分の身体を通して演じられることは、これからの人生において財産になる、と感じました。
素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと、力を合わせてこの「問題作」に立ち向かいたいと思います!
稲垣吾郎 コメント
台本を読んだ時にとても考えさせられました。
不妊治療、卵子提供や少子化問題、貧困問題が深刻な昨今、これはいま現在も多くの人が悩んでいることであり、決して他人事にできないお話でした。
出演者・スタッフの皆さんと心寄せ合いながら、感情の揺らぎを丁寧に表現していきたいと思います。
内田有紀 コメント
人は生きていくのに社会からはみ出さないように、何とか折り合いをつけて生きていく。
また、自分の人生を精一杯生きたいと思っても、肉体がそれを許してくれない事もある。
子供がいない夫婦。
そして、代理母。
この作品を通じて皆さんと共に、生殖医療について何か一つだけでも答えらしきものが見つけられるよう真摯に向き合いたいと思います。
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