映画「
中国の作家ズー・ジンチェン(紫金陳)の小説「坏小孩(悪童たち)」を映画化した本作。岡田が完全犯罪をもくろむ殺人犯・東昇に扮し、その犯行現場を目撃した安室朝陽役に羽村、上間夏月役に星乃、上間浩役に前出燿志がキャスティングされた。
プレミアム上映会は、本作の題字を手がけた書家・
岡田は「子供たちと対峙するシーンは本当に緊張感がありました。そのように現場で感じたものがスクリーンに映っていたので安心しましたし、皆さんに満足いただける作品になったのではと思います」と作品への手ごたえをのぞかせる。現場で岡田はあえて羽村たちとコミュニケーションを取らなかったそうだが、「さっきもゲームの話とかを聞かせてもらった。ありがとう!」と今では和気あいあいと接していることを明かした。
羽村は、沖縄でオールロケが行われた本作について「映像がきれいでストーリー展開もすごく面白い」と話し、「岡田さんが僕らと距離を置いてくださったことで役に没頭できた」と振り返る。星乃は「最初は役柄も含めて(岡田のことが)ちょっと怖かった。でも、クランクアップしたあとにたくさんお話していただいて、優しくて面白い方だなあと思いました」と笑顔を浮かべた。
完全した映画を観て黒木は「スリリングで気の抜けない映画」、北村は「めちゃくちゃ怖かった! 特に子供たちが」、松井は「登場人物がそれぞれの正義のために動いている。そこがこの作品の面白いところ」と評する。
一方で前出は「控えめに言って最高の映画だと思います。キャスト皆さんの演技もそうですが、カメラワーク、音響、照明、メイク、衣装、小道具と何から何まで素晴らしい。細部までこだわり抜かれたこの作品はとても迫力のあるものに仕上がっています」とコメント。完璧な回答に岡田は「大人すぎる!」、北村は「もう1回やり直してもいい?」と続けた。
また楽曲の制作秘話について聞かれた倖田は「実は3年前から温めていた曲。映画の台本を読んで、誰の目線で詞を書いていくか悩みましたね。私も息子がいる母親なので、お母さん目線・女性目線で愛で包み込むような歌詞にしました。監督とも相談して、ちょっと突き放すような言葉も入れてます」と言及した。
最後に岡田は「個人的には新しい姿を見せられるのではないかと思います」と述べ、「何より羽村くん、星乃さん、前出くんの3人の才能が爆発している。ぜひたくさんの方に観ていただきたい」と共演者たちを称賛する。羽村は「“羽村仁成といったらこの映画!”みたいな作品になればいいなあ」と期待を込めた。
「ゴールド・ボーイ」は、3月8日より全国でロードショー。
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金子修介 @shusukekaneko
昨日は上野・飛行船シアターにて『ゴールド・ボーイ』(3/8公開)プレミアム上映会前のイベント↓を全国配信。
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強烈な筆致で『ゴールド・ボーイ』のタイトルを書いた書家・金澤翔子さんが舞台上で「愛」と書くパフォーマンスで幕開け。続いて倖田來未さんが主題歌「Silence」 https://t.co/YFrdUqK5Mt