韓国の芸能界を震撼させた性加害事件をきっかけに作られたドキュメンタリー映画「
同作では、推しの逮捕を経験したオ・セヨンが、受け入れがたい現実に苦悩しながらも近い経験をした友人たちの話を聞きに行き、真の“成功したオタク”とは何なのかを問う。釜山国際映画祭のドキュメンタリーコンペティション部門に出品され、韓国のアカデミー賞と称される大鐘賞映画祭では最優秀ドキュメンタリー部門にノミネートされた。
予告編には、オ・セヨンが複雑な気持ちを抱えるファンのもとを訪れ、「2398日好きだった」「女性たちをだます男なんて人間じゃない」「目撃談すら聞きたくない」「ファンってなんでしょうね?」などさまざまな思いを聞き出す様子が映し出される。
このたび解禁された本ビジュアルは、アニメーション作家・イラストレーターのぬQがイラストを手がけたもの。ぬQは「魂を費やした時間や思い出が輝く間欠泉のように吹き出している様子を描きました」とコメントしている。デザインを担当した潟見陽は「“無邪気に幸せだったあの頃が残酷にさえ思えてくる”そんなファンの心境を刻印するように表現してみました」と語った。
あわせて、新たな場面写真も到着した。推しの影響で買ったはいいが壊れてしまい込んでいたギター、推しへの思いをつづったかつての日記、長年大切にしてきたグッズにお別れする“儀式”などが捉えられている。
「成功したオタク」は、3月30日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。
映画「成功したオタク」予告編
ぬQ コメント
信頼や信仰、心の拠り所が、ある日を境になくなってしまった! どうしよう!という混乱やショック。魂を費やした時間や思い出が輝く間欠泉のように吹き出している様子を描きました。
潟見陽(デザイン担当)コメント
推しへ胸躍るときめきが裏切られ、複雑な悲しみを抱えることになったファンの気持ちを、絶妙なテイストでアーティストのぬQさんが描いてくださり、そのイラストをかつてのアイドル雑誌のフレームに入れることで、“無邪気に幸せだったあの頃が残酷にさえ思えてくる”そんなファンの心境を刻印するように表現してみました。
オ・セヨンの映画作品
リンク
おミュータンツの宮戸フィルム @shingrass
これちょっと気になるな https://t.co/DHJI2iYvPW