出演を即決、フローレンス・ピューが語る「オッペンハイマー」は“勇気付けられる経験”

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クリストファー・ノーランが監督を務めた映画「オッペンハイマー」より、主人公の恋人ジーン・タトロックを演じたフローレンス・ピューのコメントが到着した。

「オッペンハイマー」より、フローレンス・ピュー演じるジーン・タトロック(左)。

「オッペンハイマー」より、フローレンス・ピュー演じるジーン・タトロック(左)。

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「オッペンハイマー」ポスタービジュアル

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本作は第2次世界大戦下、原子爆弾の開発に携わった理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落を描いた伝記映画。キリアン・マーフィーがオッペンハイマーを演じたほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.らが出演した。第96回アカデミー賞では作品賞を含む最多13部門にノミネートされている。

オッペンハイマーは原子爆弾の開発・製造を目的としたマンハッタン計画において、その研究施設であるロスアラモス国立研究所の所長を務めた人物。彼は原爆投下による惨状を知り、その破壊力に対して苦悩する。オッペンハイマーはカリフォルニア大学バークレー校で物理学の教授をしていた1936年、スタンフォード大学の学生だったジーンと知り合い恋仲に。ジーンが共産党員であったことから、オッペンハイマーのその後の人生に大きな影響を与えていく。このたび2人のデートシーンを捉えた場面写真も公開された。

「オッペンハイマー」場面写真

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ジーン役のオファーを受け、出演を即決したというピュー。「クリストファー・ノーランの作品だというのが1つ。2つ目は主演が信じられない人だったこと。キリアン・マーフィーはずっと見てきて、共演したいと長らく熱望してきた俳優でした。最高のアスリートと試合できるようなものでこれまでで最高の経験でした」と出演を決めた理由を明かす。

オッペンハイマーの人生に大きな影響を与える役どころについて、ピューは「ジーンは無遠慮で、自分の望むものを知っています。彼女は自分らしく水を得た魚のようです。複雑な性格に加えて、これほどの力量を持った女性、そしてオッペンハイマーと彼女の関係性を、ノーラン監督やキリアンと一緒に創造するということ自体、エネルギーのいる、そして勇気付けられる経験でしたし、興味が尽きることがありませんでした」と振り返っている。

「オッペンハイマー」は3月29日に全国で公開。

※「オッペンハイマー」はR15+指定作品

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tAk @mifu75

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