全面侵攻の直前に撮影、ロシア・ウクライナ間の捕虜交換描く「ザ・エクスチェンジ」公開

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2014年に始まるロシアのウクライナ侵攻を題材にした戦争アクション「Obmin」が「ザ・エクスチェンジ」の邦題で、3月29日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。配給はライツキューブが担当する。

「ザ・エクスチェンジ」ポスタービジュアル

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「ザ・エクスチェンジ」場面写真

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捕虜交換によって帰国し家族と再会を果たした人々の実話を織り交ぜた本作は、人質に取られた息子と、彼を助けるべく奮闘する父親の家族愛をつづる物語。捕虜交換とは、双方で捕虜となっていた兵士らを互いに解放し母国へ帰還させることで、今もなおロシアとウクライナの間で繰り返し行われている。

映画は2022年2月に始まるロシアの全面侵攻の直前、2021年末のウクライナ・キーウで撮影された。監督を務めたのは、ウクライナで数々のテレビシリーズを手がけたボロディミル・ハルチェンコ・クリコフスキー。現在、スタッフやキャストだった男性の多くがウクライナ軍に加わっているという。

このたび、息子を助けたい一心で戦地へ向かうことを決意する父親オレクサンドルを演じたヴィチェスラフ・ドヴジェンコ、脚本家兼プロダクションデザイナーのヴラド・ドゥドコからメッセージ動画も到着した。

「ザ・エクスチェンジ」場面写真

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ドヴジェンコは戦時下にあるウクライナの現在と戦争の恐ろしさを説きながら、本作について「愛について、父と息子の関係について描いた作品です。そして戦場に身を置いた人間による再解釈、捉え直しについての映画です。それがどれほど恐ろしく危険なことか。私は文明世界が、私たちが戦っている、この恐ろしい敵に打ち勝つと信じています。太陽が昇り、平和な日が訪れ、子供たちと未来に平和が訪れると信じています」とコメントした。

またドゥドコは「残念ながら、私たちの映画を直接ご紹介しに行くことはできません。なぜなら、他のウクライナの映画製作者と同様、私は今、武器を手に国を守っているからです。この映画について言いたいことは、登場人物のほとんどは、実在の人物、実在の物語をもとに書かれています。ですから、この映画があなたを惹きつけるものになっていると確信しています。そしてあなたの心に響くでしょう。是非観に来てください!」と語っている。

「ザ・エクスチェンジ」は予告編がYouTubeで公開中。

映画「ザ・エクスチェンジ」予告編

映画「ザ・エクスチェンジ」メッセージ動画(主演ヴィチェスラフ・ドヴジェンコ)

映画「ザ・エクスチェンジ」メッセージ動画(脚本家兼プロダクションデザイナーのヴラド・ドゥドコ)

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みちまよい @Etsuranyou404

この構図だ https://t.co/8nPakDo9K6 https://t.co/AkCq3KQxfa

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