ミュージカル映画「
本作はアリス・ウォーカーの同名小説を映像化した「カラーパープル」のリメイク版。優しい母を亡くし横暴な父によって望まぬ結婚をさせられた主人公セリーが、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送りながらも不屈の精神で人生を変えていくさまが描かれる。
井上は映像の冒頭で「ものすごいミュージカル映画でした! 心から感動しました。僕はブロードウェイのミュージカルの舞台も観ているんですけれども、バージョンアップした素晴らしいミュージカルでした」と称賛。そして「胸の痛くなるシーンもありますけれども、知らないといけない物語だと思います」「自分の境遇を受け入れて、周りの人を許して先に進んでいくのはとても難しいことだと思うんですけど、それが描かれているこの物語は本当に今観るべきミュージカル映画だと思います」と語っている。
夏木は「ミュージカル映画は圧倒的な歌、チャーミングなダンス、新しい解釈が必要ね。カラーパープルは冒頭から終末まで完璧! もちろん、人間の絆に泣くの…」とつづり、城田優は「本当に救われた。ただただ心震わされた2時間半。ラストシーンの曲『The Color Purple』と共に、重たかった心の痞え(つかえ)が、涙と共に浄化された。この映画に出会えて良かった」と感想を寄せた。
このほか井上を含む13名によるコメントは下記の通り。
映画「カラーパープル」井上芳雄メッセージ動画
ISO(ライター)コメント
幼い頃に植え付けられた呪縛の言葉は容易には消えない。
大人になっても枷となって心を蝕み、あらゆる機会を奪い続ける。
この物語はそんな呪縛に抗いたいと願うすべての人のために存在する。
自分の価値も魂の自由も諦めない力強い彼女たちの姿と歌声は、
私たちの味方となって心を鼓舞し、呪縛と戦う強さをくれる。
井上芳雄(ミュージカル俳優)コメント
すごいミュージカル映画です。
そこには生活を営む踊りがあり、人生を切り拓く歌があり、私たちが知るべき「赦し」の物語がありました。
そして、数多の困難の末「私は美しい」と歌い上げる彼女の姿に、この映画がミュージカルになった意味を知りました。
心踊り、心痛み、心震える体験です。
今祥枝(ライター)コメント
悲しみも、怒りも、喜びも、すべての思いを伝える力強い歌声は圧巻!
ブロードウェイミュージカル版のキャストを含む実力派俳優たちが、ダイレクトに心に訴えかけてくるポジティブで力強いメッセージが無類の輝きを放つ。
岩本裕子(浦和大学教授)コメント
1982年ピュリッツァー賞受賞小説「カラー・パープル」のスピルバーグ製作による2度目の映画化!
主人公セリーが歌う♪I'm Hereに観客は、アメリカ黒人女性の「強さ」を実感するだろう。
原作者アリス・ウォーカーの想いが世界中の人たちに届きますように!
かなで(3時のヒロイン)コメント
どんなに辛くても、どんなに悲しくても、それを乗り越えようとする彼女達の強さと大きな愛に心が揺さぶられました。
素晴らしい歌とパフォーマンス、思わず拍手してしまいそうでした。
ラストは涙が止まらなかったです。
関口メンディー(EXILE / GENERATIONS)コメント
「命あるうちに抗おう」という言葉にグッときた!
この映画は外の世界を見ること、抵抗することの大切さに気づかせてくれる。
ミュージカルだからこそ、多くの人に、そして今の人の心に響くだろう。
歌と踊りは圧巻! それだけでも、もう一度観たい!
立田敦子(映画ジャーナリスト)コメント
白人社会との対立でなく、黒人社会における女性への差別、抑圧、虐待を白日の元に晒したアリス・ウォーカーの原作は衝撃的で胸が痛んだ。それから40年、周囲の女たちの支えを得て、自らの人生を勝ち取った主人公セリーの物語は、力強く、全女性への讃歌としてスクリーンに蘇った。高らかに「声を上げる」珠玉のミュージカルは、過去の物語ではなく、今を生きる私たちのストーリーでもある。
新妻聖子(ミュージカル女優 / 歌手)コメント
人は時に、闘う強さを呼び起こすために歌う。
耳を傾けるべきその叫び声。
目撃すべき哀しみと喜び。
全てが必然的にミュージカルへと昇華されていた。
人生は、赦し、愛し合うためにあるんだと、魂の歌声が教えてくれる。
林剛(音楽ジャーナリスト)コメント
降り注ぐような声に圧倒される。
気鋭のR&Bシンガーを含む豪華キャストたちのパワフルな歌と演技がアリス・ウォーカーの尊厳に満ちた原作を立体的に再現し、新たな命を吹き込む。
オリジナルの映画版とブロードウェイ舞台版の美点を損なうことなく、より現代的な感覚で見せる快作。
ゆめっち(3時のヒロイン)コメント
冒頭から歌とダンスで心を鷲掴みにされちゃって大変! 神曲ばかりでたまらん!
ギャンギャンに喜怒哀楽の感情が爆発して3度泣きました!
主人公がとてつもない暗闇の中で希望を捨てずに生きる姿、個性豊かで素敵な女性たちと出会い、自分の価値に目覚めたときは震えます!
最高のラストまでお見逃しなく!
丸屋九兵衛(万物評論家)コメント
ファンテイジアとタラジとダニエルとH.E.R.とハリーとシアラと仲間たちの素晴らしい歌に彩られた力強いシスターフッドの数十年史!
日本でも我が身に置き換えて鑑賞する人が続出しますように。ここは無邪気にも夫を「主人」「ダンナ」と呼ぶ国であり、今も「ミスターとはマスター」だから。
LiLiCo(映画コメンテーター)コメント
たくさんの困難を乗り越えるからこそ
その先にある幸せが自分のものになる。
これは遠い国の昔の話ではなくて
いまも日本で通じるものです。
音楽と何歩も踏み出す彼女たちから
生きる力をもらい、満たされる。
さぁ、今度はあなたの番です。
渡辺志保(音楽ライター)コメント
あのマスターピースがまさかこんなに大胆に蘇るとは。
小説で描かれたセリーのタフネスと成長が鮮やかにスクリーンへと映し出される。
ネティにソフィア、シュグ、メリー・アグネス…登場するすべての女性が愛しい。
ミュージカル版でも愛されてきたリズムとリリックとともに、触れたことのない感動の波が押し寄せる。
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