断れない“おもてなし”は悪夢への入り口だった、北欧発ホラー「胸騒ぎ」5月公開

デンマーク発のホラー映画「Speak No Evil」が「胸騒ぎ」の邦題で5月10日より公開されることがわかった。

本作ではデンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスが体験する悪夢のような週末が描かれる。ビャアン一家は、イタリアでの休暇中にオランダ人夫婦のパトリックとカリン、 その息子のアーベルと出会い意気投合。後日パトリック夫婦から招待状を受け取ったビャアンは、家族を連れて人里離れた彼らの家を訪れる。そしてパトリックたちとの再会を喜ぶが、彼らとの会話のなかで些細な誤解や違和感が生まれていく。さらにパトリックらの“おもてなし”に、居心地の悪さと恐怖を感じ始めるビャアンとルイーセ。しかし好意を無下にできない2人は、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせる。デンマークのアカデミー賞であるロバート賞で11部門にノミネートされ、モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、フェジャ・ファン・フェット、カリーナ・スムルダースが出演。俳優としても活動するクリスチャン・タフドルップが監督・脚本を担当した。

すでにアメリカでのリメイクが決定している本作。リメイク版では「M3GAN／ミーガン」「エクソシスト／信じる者」のブラムハウス・プロダクションと主演のジェームズ・マカヴォイがタッグを組み、製作総指揮としてタフドルップが名を連ねた。ジェイソン・ブラムがプロデュースを担い、リメイク版の監督を「フレンチ・ラン」「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」のジェームズ・ワトキンスが務める。

シンカが配給を担当する「胸騒ぎ」は東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。Filmarksの運営会社が設立した映画レーベル・SUNDAE（サンデー）が提供・宣伝する第2弾作品となる。