地球を太陽系から離脱させる「流転の地球」前日譚が3月公開、ポスタービジュアル解禁

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中国映画「流浪地球2」が「流転の地球 -太陽系脱出計画-」の邦題で3月22日に公開決定。このたびポスタービジュアルが解禁された。

「流転の地球 -太陽系脱出計画-」ポスタービジュアル

「流転の地球 -太陽系脱出計画-」ポスタービジュアル

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本作はSF小説「三体」の作者リウ・ツーシン(劉慈欣)による短編小説を実写化し、太陽系が消滅する危機を描いた映画「流転の地球」の前日譚を描く続編である。地球連合政府は1万基に及ぶロケットエンジンを使用し、地球を太陽系から離脱させる巨大プロジェクト「移山計画」を始動。人類存亡の危機を目前に各国の思惑や内紛が続く中で、危険を顧みず立ち向う人々の物語がつづられる。

亡き妻への思いを胸に旅立つ宇宙飛行士のリウをウー・ジン、事故死した娘をデジタル技術によってよみがえらせようとする量子科学研究者のトゥーをアンディ・ラウが演じ、連合政府の中国代表であるジョウにリー・シュエチェンが扮した。前作に引き続きグオ・ファンが監督を務める。

ポスタービジュアルには巨大プロジェクトに命懸けで挑むリウやトゥーの険しい表情が収められた。3.2億元(約65億円)の製作費を費やした本作は、中国本土の興行収入で40億2900万元(約815億円)を突破する大ヒットを記録し、歴代の興収ランキングでもベストテン入り。第96回アカデミー賞国際長編映画賞の中国代表作品に選出され、シリーズ3作目の製作も決定している。

ツイン配給の「流転の地球 -太陽系脱出計画-」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。

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大森望 @nzm

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