中国ドラマ「今宵、若様は恋におちる」の配信とDVDリリースを記念して、
本作は「花の都に虎(とら)われて~The Romance of Tiger and Rose~」の
記憶にない過去の悪行を後悔し奮闘する妻・聶桑榆(じょうそうゆ)を演じたポン・シャオランは「聶桑榆は誰もが自分を嫌っている見知らぬ環境で目覚めても、持ち前の善良さを失わず、それどころか人を恨まず好意を持って接します。彼女のそんなところが私は好きです。彼女は冷静で、自立していて、恋愛で自分を見失ったりしません。逆境への対応力があって、どんな境遇にあっても、自分の力で逆風を追い風に変えることができます」と魅力を伝え、「また、人として譲れないラインをしっかり守ります。人を見る目もあります。聶桑楡はなぜ目覚めたときに自分が毒婦だと言われてそれを信じたのかと疑問に思う人もいるようですが、それはお酒を飲んで記憶を失くす状態に似ています。怖いのは酔いが覚めたあとに自分が何をしていたのか人から聞かされることですよね。愛するのか憎むのかはっきりしているという点で、私はこのキャラクターと感情における価値観がちょっと似ていると思います。もっとも違うところは金銭管理の面ですね。私自身はなかなか貯金できません」と語る。
夫・寧鈺軒については「都一番の美男で、人を惹きつける魅力があって、クールな表情を崩さない侯爵です」と紹介。「聶桑楡と寧鈺軒はともに知恵が働いていろいろと企むタイプです。それでも一緒にいて真心を失わないでいられるというのは、かけがえのないことだと思います。カップル名である“金鈺曼堂”(宝物が家の中に満ちあふれるという意味の“金玉満堂”をもじった名前)というのもいいですね。めでたい名前です」と言及する。またディン・ユーシーとの共演を振り返り「彼は非常に聡明な俳優さんです。互いに息が合った演技ができて、共演はとてもうまくいったと思います。彼はカメラの外ではとても少年っぽさがあって、役柄と本人はギャップがありますね。また、プロ意識が高いです。撮影現場ではよく寒いギャグを言ってましたよ(笑)」と裏話を明かした。
そしてポン・シャオランは「撮影現場では常に脚本が修正されていき、ディスカッションや調整が行われました。そのためもともとの脚本にはなくて現場で生まれたシーンも多いです。ドラマが配信されてから視聴者の弾幕(書き込みコメント)を見て印象的だったのが、『知恵ある者は愛といった感情に流されず、夫に頼らない寡婦が最後に富を得る。ヒロインの前では、そのほかのことはすべて浮き雲のように移ろいゆくもの。大事なのは金儲け』というコメントです」と回想。最後に「『今宵、若様は恋におちる』を観て応援してください。よろしくお願いします」と日本の視聴者へメッセージを送った。
「今宵、若様は恋におちる」はU-NEXTで全編独占配信中。DVD SET1、2、3が販売中で、レンタルDVDのVol. 19からVol. 24が2月2日にリリースされる。
中国ドラマ「今宵、若様は恋におちる」予告編
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