映画「
今回の訪問は、アニメ「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」の総監督やドラマ「マンダロリアン」の製作総指揮などで知られ、ルーカスフィルムのCCO(最高クリエイティブ責任者)でもある
「フィルムメーカー・フォーラム」にはルーカスフィルム、同社傘下にあるILM(インダストリアル・ライト&マジック)の社員約300名が集結。ILMは「スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」シリーズや、「E.T.」「ジュラシック・パーク」「タイタニック」「アベンジャーズ」などでVFXを担当してきた制作会社だ。上映前の挨拶で山崎は「僕のキャリアは『スター・ウォーズ』を観たことから始まったので、この聖地に来て、自分の監督した映画を皆さんに観ていただけるというのは本当に幸せですし、ものすごく興奮しています。ILMの初期から、その仕事をずーっと観てきました。そして何度も何度も衝撃を受けてきました。CGの仕事を始めたころに『ジュラシック・パーク』が公開され、ひっくり返りそうになるくらい驚いて……。そういう瞬間が何度も何度もあって、僕にとって燦然と輝く目標がILMであり、ルーカスフィルムでした。今ここにいることが本当に夢のようです」とあふれる思いを伝える。
上映後は会場に大きな拍手と歓声が起こり、観客たちが再登場した山崎をスタンディングオベーションで迎えた。フィローニも参加したトークショーでは、山崎が本作の撮影法やどのようにゴジラを作り上げたのかについて語る。またVFX制作の楽しさや「スター・ウォーズ」の魅力にも触れ、会場は大盛り上がり。トークショー終了後には、山崎のサインや写真撮影を希望する社員で行列が作られた。山崎は「同業者ならではの温かさで皆さんが反応してくれて、上映後にスタンディングオベーションで迎えてもらった時はちょっと泣きそうになりましたね。心が揺り動かされました」「エンドロール中、『VFX 白組』の名前が出たところで拍手が起きていたそうで、皆喜ぶと思います」とコメントしている。
「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の舞台は、すべてを失った戦後日本。神木隆之介が戦争から生還するも両親を失った敷島浩一、浜辺美波が敷島と出会う大石典子に扮した。
「ゴジラ-1.0」、同作のモノクロ版「
山崎貴 コメント
ルーカスフィルムに「ゴジラ-1.0」を持って来れたという、それだけで本当に嬉しいです。
そして同業者ならではの温かさで皆さんが反応してくれて、上映後にスタンディングオベーションで迎えてもらった時はちょっと泣きそうになりましたね。心が揺り動かされました。
僕と同じようにVFXの楽しさや、苦しさ、面白さを知ってる人たち、その中でも世界トップクラスの人たちの前で上映して、いろいろなお話をすることができて、今日は本当に素敵な日でした。
エンドロール中、「VFX 白組」の名前が出たところで拍手が起きていたそうで、皆喜ぶと思います。僕以上に「世界に届けるんだ!」という気持ちを持って作ってくれたスタッフたちだったので、その話を聞いたら報われると思います。皆にちゃんと伝えます。
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🐦なげき🐦 @nagekinoumi
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「スター・ウォーズ」の大ファン・山崎貴が「ゴジラ-1.0」を携えルーカスフィルムへ https://t.co/501FXGBY8J