第72回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品された本作では、ベルギー・ブリュッセルを舞台に、終電車を逃した清掃員ハディージャが帰宅するまでが描かれる。キャストには
このたびYouTubeで公開された映像には、ハディージャが夜道を歩く姿や、彼女が出会う人々、ハディージャを車に乗せた女性が「あなた美人ね」と口にするシーンなどを収録。全編を通して夜の撮影でありながら、光感度の高いデジタルカメラではなく粒子の粗い16mmカメラが使用された。濱口竜介の監督作「偶然と想像」で撮影監督を務めた飯岡幸子は「今夜はこの人の傍にいてみましょう、とでもいうように夜を渡るカメラは、誰も見ることが出来るはずのない横顔を、それは美しかったと静かに教えてくれる」と推薦文を寄せている。
「ゴースト・トロピック」は2月2日に東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開。同じくドゥヴォスが監督を務め、第73回ベルリン国際映画祭でエンカウンターズ部門の最優秀作品賞と国際映画批評家連盟賞を獲得した「
磯田勉 @isopie_
終電を逃した清掃員の帰路を描く「ゴースト・トロピック」予告、撮影は16mmカメラ(新写真12枚) - 映画ナタリー https://t.co/JuZR0CpRZP