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ドラマ「マーダー★ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~」シリーズは推理小説の登場人物となり、参加者が話し合いながら事件の解決を目指す体験型ゲーム「マーダーミステリー」のシステムをベースに製作された作品。このたびの劇場版では、不気味な伝承が残る鬼灯村を舞台に、斑目役の劇団ひとりをはじめとしたキャストたちが、キャラクター設定と行動指示のみで即興劇を繰り広げる。
「まさか映画になるとは思わなかった!」と語る劇団ひとりは「不確定要素がすごく多いので、ふたを開けるまでプレイヤーがどう立ち回るかわからない。よくこの企画が通ったなと思いますし、見事に対応した我々もすごいなと思います」と自画自賛。続く高橋は「本当に撮影中の記憶がないんだよね」と笑い、「取材で『監督はいかがでしたか?』と聞かれたんですけど、監督いたっけ?って(笑)」と口にし会場を笑わせる。また高橋が「実は冒頭の10分ぐらいしか観てないんですよ。あのときの緊張がよみがえって、具合が悪くなってきて……」と顔を曇らせると、劇団ひとりは「大ベテランがこれだけ緊張するんですよ!」と言葉に力を込めた。
イベント中盤にはキャストたちが本作を撮影する中で一番大変だったことを語り合う場面も。北原は「撮影以外は会話しちゃいけなかったので、共演者の方たちに挨拶していいのか、どこまでしゃべっていいのか判断が難しかったですね」と明かし、松村は「アドリブも全部撮られているので、関西弁にならないようにするのが大変でした」と振り返る。
劇団ひとりは「皆さん芸達者だからアドリブでお芝居することはできるんですけど、それと同時に推理をしなきゃいけない。その頭の使い方が難しかったです。名推理を2、3分披露したんですけど、見事にカットされてました(笑)」と裏話を披露。犬飼も「推理の部分がめちゃくちゃ難しかったですね。攻められたときの対応が多種多様で。高橋さんは攻められるとドスを効かせて、キレるんですよ。そうすると攻めていけなくなる。こういうやり方もあるんだなって勉強になりました」と回想した。
そんな高橋が「ワークショップでエチュードをやるといつも俺ってつまんない人間だなって思っていたんです。だからこのお話をいただいたときも無理、無理!って」と話すと、キャストたちから「一番ノッてましたよ!」と一斉にツッコミが入る。「おじさんとしての責任果たしたんです」と高橋が説明すると、木村は「高橋さんだけ台本が用意されているんじゃないかってぐらいすごかったです」と絶賛。キャストたちのトークを横で聞いていた光岡は「追い詰められた出演者たちの素の表情が映っている。嘘をつこうとしている顔を面白く観てもらえると思います」とアピールする。
最後に劇団ひとりは「むしろ2回目のほうが面白い可能性さえあるぐらいです。この作品が『マーダーミステリー』に参加するきっかけになれば」と期待を込め、イベントに幕を引いた。
「劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血」は、2月16日より全国でロードショー。
北原里英 @Rie_Kitahara3
本日劇場版マーダーミステリーの完成披露舞台挨拶でした☺️💖キャストの皆さんと久しぶりの再会をしたけど久しぶりな感じしませんでした🥹
公開も楽しみです!!ネタバレは厳禁ですが感想はお待ちしてます🫢 https://t.co/v8ecdf8Z9k