幼なじみと24年ぶりに再会、ときめきの瞬間を捉えた「パスト ライブス」新写真

A24と韓国のCJ ENMが初の共同製作を行った映画「パスト ライブス／再会」より、場面写真が到着した。

本作は、移住によって12歳で離ればなれになった幼なじみの2人が、36歳の夏に米ニューヨークで再会した7日間を映し出すラブストーリー。セリーヌ・ソンが自身の原体験をもとにオリジナル脚本を執筆し、自ら監督を務めて長編映画デビューを飾った。

主人公ノラをNetflixシリーズ「ロシアン・ドール：謎のタイムループ」のグレタ・リー、幼なじみのヘソンをNetflixシリーズ「その恋、断固お断りします」のユ・テオが演じた。場面写真にはノラとヘソンの再会の瞬間や、2人がニューヨークを巡る様子が切り取られた。

グレタ・リーは再会の場面について「最初から（ユ・テオと）お互いにフィジカルコンタクトがないようにと言われていた。役者は普段からしょっちゅうハグする傾向があるから」とセリーヌ・ソンから助言を受けたと明かす。そして「監督からそういうアドバイスがあったからこそ、マディソン・スクエア・パークのシーンにつながる緊迫感が生まれたんだと思う」と同シーンの撮影を振り返った。

なお、同作は現時点で207の映画賞にノミネートし、ゴッサム賞の作品賞など70の賞を受賞。バラク・オバマ氏の2023年お気に入り映画にも選ばれ、IndieWireによる「世界中の批評家158人が選んだ2023年の映画ベスト50」では4位にランクインした。

「パスト ライブス／再会」は、4月5日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

映画「パスト ライブス／再会」予告編