群青いろ「雨降って、ジ・エンド。」「彼女はなぜ、猿を逃したか？」が連続公開

「東京リベンジャーズ」シリーズなどで知られる脚本家・高橋泉と「凶悪」などに出演する俳優・監督の廣末哲万による映像制作ユニット・群青いろが手がけた「雨降って、ジ・エンド。」の公開日が2月10日であることが明らかに。群青いろの最新作「彼女はなぜ、猿を逃したか？」が2月24日に封切られることもわかった。

古川琴音が主演を務めた映画「雨降って、ジ・エンド。」は、フォトグラファー志望のOL・日和と謎の中年ピエロ・雨森を軸に展開する予測不能な純愛ストーリー。偶然撮影した雨森の写真がSNSでバズった日和は、さらなる“いいね”を求めて雨森に近付くが、彼には想像を絶する秘密があった。日和を古川、雨森を廣末が演じ、高橋が監督を務めた。

「彼女はなぜ、猿を逃したか？」は“高校生が動物園の猿を逃した”という実際のニュースをモチーフに、高橋が執筆した脚本を自ら映像化した“炎上サスペンス”。猿を逃すという事件を起こした女子高生とその理由を探るうちに徐々に精神のバランスを崩していくルポライター、そしてユニークな周囲の人物たちの姿から切り抜き報道や誹謗中傷というトピックを浮かび上がらせる。本作は、第23回東京フィルメックスや第15回下北沢映画祭で上映された。ルポライターの優子を群青いろ作品のレギュラーメンバーである新恵みどり、優子の夫・奏太を廣末、事件の鍵を握る高校生の未唯とトキオをドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の藤嶋花音と萩原護がそれぞれ演じ、高根沢光、結らもキャストに名を連ねた。撮影は映像作家で俳優でもある恵水流生が担当。解禁されたポスタービジュアルには「切り抜きされた、私たちの景色。」というコピーが添えられた。

「雨降って、ジ・エンド。」「彼女はなぜ、猿を逃したか？」は東京・ポレポレ東中野で公開。

※高橋泉の高は、はしごだかが正式表記