ドラマ「ジャンヌの裁き」の記者会見が1月9日に東京・テレビ東京 神谷町スタジオで行われ、キャストの
本作は、少女マンガ家のさんぷう・みなみとして活動しながら2人の子供を育てるシングルファーザー・越前剛太郎を主人公とするエンタメ司法ドラマ。裁判所から検察審査員に任命された彼が、同じくランダムに選ばれたメンバーとともに、事件に隠された巨悪の存在に立ち向かっていくさまが描かれる。玉木が剛太郎役で主演を務め、桜井が審査補助員となる弁護士・近藤ふみ、音尾が剛太郎の小学校の同級生である刑事・寿就一、優香が剛太郎の元妻で新聞記者の草壁佐和子、高岡が検察審査会の一員でネイルサロンを経営する甲野美弥、田中が東京地検特捜部長・桧山卯之助役でキャスティングされた。
玉木は「民間人が検察審査員になっているので、僕自身が疑問に思うことをキャラクターも疑問に思っている。司法ドラマではありますが、脚本を読みながらすっと内容が入ってくる作品ではないかなと思いました」と述べ、「一般の人が集まって、起訴なのか不起訴なのか考える。一丸になっていくのか、いかないのか、その間も楽しんでいただける作品です」とコメント。桜井は「台本を読んだときは硬くて重厚なテーマの作品なのかなと思ったんですが、1話を観て、いい意味で裏切られました。キャラが立っていて、テンポがいい。純粋に1話を楽しめたので、それがうれしかったです」と語る。
高岡は「司法ドラマで、検察審査員のお話なので、難しくて台本読むのが大変じゃないかな? 読むのが嫌だなと思ってたぐらいなんです(笑)」とジョークを飛ばし、「でも丁寧に説明していて、楽しく台本を読めました」と振り返った。音尾が「普通の人が誰かのために何かを成し遂げる話が大好きなので、1話の台本を読んだときから来たー!と盛り上がっちゃって。その日はそこら中のゴミを拾いました」と声を弾ませると、優香も「私も音尾さんとまったく同じ気持ちになりました!(笑)」と乗っかり会場を笑わせてから、「検察審査会のメンバーがみんな個性的。好きなキャラクターを見つけるのも楽しいんじゃないかなと思います」とアピールする。
イベント中盤には「演じる人物に共感できる部分、できない部分はあるか?」という質問が飛ぶ場面も。音尾は「(寿就一は)剛太郎と小学校を卒業して以来、久しぶりに再会するんですが、シーンが変わると剛太郎の家で普通に飯食ってるんですよ。その図々しさには共感できないです(笑)」と伝える。優香は「真面目でまっすぐで正義感が強いので憧れます。でもこんなに素敵な剛太郎となんで離婚したんだろ?と思いました」と首を傾げた。検察を私物化するため裏で画策する東京地検特捜部長・桧山を演じる田中が「すごく嫌な役なんですが、演出を付けていただいたら、想像以上に嫌なやつでした」と笑うと、玉木も「田中さんは非常に穏やかで優しいんですが、桧山を演じているときの気持ち悪さはなかなかのものです」と期待を煽る。
また作品の内容にちなみ「革命を起こしたいことは?」と問われた玉木は「ブラジリアン柔術がもっとうまくなりたいです」と述べ、桜井は「キックボクシングを少しだけやっていたんですが、最近行けていないんです。今年こそは戦える女になりたいです」と宣言。音尾は「今回は熱血刑事役で、最近殺し屋、戦国武将をやっているので今年こそは子煩悩なお父さん役をやりたいです!」とプロデューサーを見やり、優香は「今年こそはがんばって日記を続けたいです」と、高岡は「YouTubeを始めまして、登録者数100万人いったら革命ですよね」と続く。そして田中は「今年のお正月に実家に帰ったら、母親が『あれ観たよ、あれも観たよ!』と言ってくれたんですが……僕、その番組に1つも出ていなかったんです。その中の1本は、ロッチのコカドくんに間違えられていたようで(笑)。母親に覚えてもらうという“大革命”を起こしたいです」と言葉に力を込め、会場に笑いを起こした。
ドラマ8「ジャンヌの裁き」は1月12日よりテレビ東京系で毎週金曜20時からオンエア。演出を西浦正記、池辺安智、三木茂が手がけ、脚本は泉澤陽子、大北はるか、いとう菜のはが担当した。
ドラマ8「ジャンヌの裁き」
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
2024年1月12日(金)スタート 毎週金曜 20:00~
※初回は15分拡大
※U-NEXTにて第1話から最新話までを見放題配信
※TVerでリアルタイム配信
※広告付き無料配信サービス・ネットもテレ東にて見逃し配信
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玉木「ブラジリアン柔術がもっとうまくなりたいです」