ドラマ「おかしな刑事最終回!大千秋楽(おおせんしゅうらく)スペシャル」より、
本作は「おかしな刑事」シリーズの最新作にして最後の作品。「大千秋楽スペシャル」では、たたき上げの刑事・鴨志田新一がついに定年へ。最後の出勤も終え、残すは有給休暇の消化のみというタイミングで、大手建設会社社長が誘拐される事件が発生。身代金として2億円分の金のインゴットが犯人に奪われるが、実はそれは大物政治家に渡す予定の裏金だったという疑惑が浮上する。
約20年、同シリーズを牽引してきた鴨志田役の伊東は「最後のゲスト・三宅くんとは、これまでコントばかりで一度も真面目な芝居をやったことがなかったものですから、今回、丁々発止の芝居ができたなと自画自賛でうれしく思っております」と手ごたえを語る。続けて「このシリーズは『おかしな刑事』というタイトルですが、そんなにおかしくもないんです。わりと真面目なドラマだと思ってやってきました。まぁ、“ちょっとおかしいかな?”っていうぐらいですかね(笑)。でも、こんなにも、そこはかとない“おかしさ”が感じられるドラマをやることは今後ないだろうから、寂しいですね」と作品への愛情をにじませた。
また“凸凹父娘コンビ”として伊東とシリーズを駆けてきた羽田は「このシリーズがはじまったころの30代前半の私は吹けば飛ぶような存在でしたが、世界一尊敬する“お父さん”の背中を見ながら、20年間この世界で頑張ることができました。シリーズを20年間続ける…ということは、この世界でなかなか超えられないハードルだと思います。そこにみなさんと一緒に到達することができて、私は世界一幸せな女優だと思っています」と涙ながらに述べる。さらに「またいつか、『ひょっこりおかしな刑事』とか、『おかしな刑事おかわり』とか、カムバック作品が実現して、このメンバーでご一緒できることを夢見ています」と期待を込めた。
物語の鍵を握る建設会社社長・栗山喜一郎役でゲスト出演した三宅は「今回初めて参加させていただきましたが、現場の雰囲気は最高でした。伊東さんが撮影を1日間違えてセリフを覚えてきたときはどうしようかと思ったのですが、その場でぜんぶ覚えて完璧にこなされまして、結果的に巻いた(=予定より早く進んだ)んですよね。私もこれからはもうセリフを覚えなくていいやと思いました(笑)」と笑いを交えて伊東をたたえた。
「大千秋楽スペシャル」には伊東、羽田、三宅のほか、石井正則、正名僕蔵、飯田基祐、田島令子、小倉久寛、吉村界人、内藤理沙、黄川田雅哉、遠藤久美子、鷲尾真知子が出演している。
「おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル」は、テレビ朝日系で1月6日20時から放送される。
おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル
テレビ朝日系 2024年1月6日(土)20:00~21:54
ヨッシ@ミモザがゆれる @going49
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