映画「
DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母・エヴリンと、ネットのライブ配信で人気の高校生ジギーを軸に、ちぐはぐな人間模様が描かれる本作。ジュリアン・ムーアがエヴリン、Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のヴォルフハルトがジギーを演じ、「ソーシャル・ネットワーク」で知られる俳優のアイゼンバーグが初監督を務めた。
ジギーの人物像を語るうえで音楽の存在が欠かせない本作。「ミナリ」などに携わったことで知られるエミール・モッセリが音楽を担当したほか、アイゼンバーグとヴォルフハルトも楽曲制作に関わっている。インタビューの中でアイゼンバーグは「『主人公の世界からそのまま出てきたような音楽にできたら最高』とお願いした」とモッセリへのオファーについて明かし、「エミールは枠にとらわれないから作品ごとにまったく違う作曲をする」「前作『ミナリ』は豊かなクラシックだけど、今回は安物の楽器のような手作り感あるものを作曲してくれた」とたたえた。
またヴォルフハルトは「ジギーはキャッチーだけど少しばかりダサい音楽を演奏する。ただ決してダメなミュージシャンではない。才能がある。そして青春の日常のあれこれを音楽に反映させる」と分析し、「そういう多面的なキャラクターを演じるのは楽しかったよ」と語った。
A24が製作、北米配給を担った「僕らの世界が交わるまで」は1月19日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。エマ・ストーンが夫のデイブ・マッカリーとともに設立したフルート・ツリーが製作を担当した。
nenenekko @nenenekko1
フィンくんおっきくなったな https://t.co/qxSqwdSNLw