ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021のグランプリに輝いた映画「
本作は両親からの虐待という過去の記憶を抱えて生きる少女・舞と、アニメキャラのコスプレ姿で殺人を繰り返す殺人鬼を軸にしたスプラッターラブストーリー。舞は心の傷を、 殺人鬼は自分の本当の姿を隠しながらも、2人は次第に仲を深め、強く惹かれあっていく。田中は監督のほか、脚本、撮影、照明、編集、特殊造形、VFX、プロデューサーも兼任。
第15回田辺・弁慶映画祭のコンペティション部門では映画.com賞を受賞。今年7月に東京・テアトル新宿で5日限定で上映されると、リピーターが続出し、 拡大公開を待望する声もあった。今回の愛知での公開でも、劇中に登場するアニメキャラクターのオリジナルストーリーが描かれる短編アニメ「人造魔法少女カイニ」が併映される。
1994年生まれの田中は、日本大学芸術学部映画学科の監督コースを卒業し、現在はフリーの映像クリエイターとして活動中。特集では沖縄国際映画祭とカナザワ映画祭で審査員特別賞を受賞した卒業制作のヒーロー映画「FILAMENT 新編集版」、大学1年時に同級生たちと作り上げ、今回が学外では初公開となる青春映画「チャンゲ」、コロナ禍に完全リモートで制作したエスパー映画「THE TOUCHER 寂しすぎて、超能力に目覚めてしまいました。」がラインナップに並んだ。
「PARALLEL -パラレル-」はシネマスコーレで連日17時45分から、特集の3作はシアターカフェで連日14時半から上映される。
山岡竜弘 @ikechari
完全リモート製作のエスパー映画「THE TOUCHER 寂しすぎて、超能力に目覚めてしまいました。」が来年、田中大貴監督特集にて上映されることになりました。
コロナ禍のおうち映画がスクリーンに辿り着き、嬉しい限りです☺️
1/27(土)~2/2(金)@名古屋 https://t.co/48AfafxGoz