「REBEL MOON」ザック・スナイダー、北村匠海を「まれな才能を持っている」と称賛

Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」で主演した北村匠海と、Netflix映画「REBEL MOON：パート1 炎の子」で監督・脚本・製作・原案を担当したザック・スナイダーの対談映像がYouTubeで公開された。

対談は2作品の配信時期が近いことから実現。東京・増上寺で対面した2人は事前に相手の作品を鑑賞しており、スナイダーが「“消極的なヒーロー”を演じることはすごく難しいことだと思うが、あなたの演技は素晴らしかった！」と称賛すると、北村は「すごくうれしいです……！」と感激する。さらに「（幽助は）いわゆるダークヒーローと呼ばれるもので、自ら（ヒーローに）なろうとしているわけではない。『REBEL MOON』を観ていても、正義感というものがヒーロー側にも敵側にもそれぞれに存在するから戦いは成立すると思うし、そこは今回幽助を通してすごく考えて演じていました」と続けた。

またスナイダーが「『幽☆遊☆白書』は素晴らしいアクションだけではなく、それを後押しするドラマがある」と言うと、北村も「『REBEL MOON』について「主人公・コラのアクションの心の乗り方、パワーの流れ方だったりは、『幽☆遊☆白書』と通ずるものがあるなとものすごく感じました」と共感。スナイダーは「俳優の中には戦うことになると演技を忘れてしまう人がいるが、まれな才能だが、あなた（北村）はそれを持っている。ソフィアもそれがあるんだ」とコメントした。そのほか映像には、2人が互いの作品のヒットを祈願するシーンなども盛り込まれている。

現在配信中の「幽☆遊☆白書」は事故で死亡し霊体となった浦飯幽助が人間界・魔界・霊界を股にかけ、降りかかる困難に立ち向かうさまを描いたアクション作品。Netflix週間グローバルTOP10（非英語シリーズ）で初登場1位を獲得した。「REBEL MOON」は巨大帝国マザーワールドが支配する銀河を舞台とするSF作品。ソフィア・ブテラ扮する戦士コラが率いる、アウトロー集団チーム・レベルズの戦いが2部作で描かれる。前編「REBEL MOON：パート1 炎の子」は配信中。後編「REBEL MOON：パート2 傷跡を刻む者」は4月19日に配信される。

「幽☆遊☆白書」北村匠海 ×「REBEL MOON」ザック・スナイダーSP対談特別映像