真田広之が語るハリウッドでの孤軍奮闘、「SHOGUN」は「集大成でありはじめの一歩」

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真田広之が主演・プロデュースを担ったドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の記者会見がアメリカ現地時間12月4日にロサンゼルスで開催。米国内外から約50人のジャーナリストが招かれ、1話と2話が初上映された。上映後はメディアから拍手喝采が送られ、真田も「あそこまで拍手が起こるとは期待してなかったので、うれしかった」と語った。

「SHOGUN 将軍」の記者会見に出席した真田広之。

「SHOGUN 将軍」の記者会見に出席した真田広之。

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ドラマ「SHOGUN 将軍」ビジュアル

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原作はジェイムズ・クラベルが徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされて執筆した小説「SHOGUN」。過去にもアメリカで映像化され、驚異的な視聴率をたたき出し、“ショーグン現象“と呼ばれる日本ブームも巻き起こした。新たなドラマでは、真田が家康にインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永役で主演。物語の鍵を握るイギリス人航海士のジョン・ブラックソーン / 按針にコズモ・ジャーヴィス、語学堪能でキリスト教を信仰する戸田まり子に澤井杏奈(アンナ・サワイ)が扮している。

これまでに数々のハリウッド大作に出演してきた真田は「いつも孤軍奮闘してなんとか日本人がおかしくないものにしようという戦いはずっと続いていました」と振り返りながら「どのプロジェクトでもできるだけ直そうとしたり、コンサルティング的なことはしていたのですが、やはり一俳優としてできることの限界をずっと感じていました」と吐露。今回の企画に関しては「僕にとって奇跡のようなプロジェクト。日本人として、僕は日本の文化を正しく世界に紹介したかったんです。それはいつも僕の夢でした」と語った。

「SHOGUN 将軍」の記者会見の様子。

「SHOGUN 将軍」の記者会見の様子。[拡大]

出番の有無にかかわらず、プロデューサーとして朝早くから現場に入り、美術や小道具などをチェックをしたあと、役者を迎え入れリハーサルを確認していたという真田。日本人の立ち振る舞いや話し方なども、ショーランナーのジャスティン・マークスと常に話し合いながら、隅から隅までこだわり抜いた。真田は「ある意味での集大成でありはじめの一歩、という思いがすごくあります。これを土台に、またどこまで行けるのか。大きな布石というか、何度か人生の中であったそういう感覚を、今また感じています」と述べる。

本作に日本から浅野忠信、二階堂ふみら多数の俳優が出演。真田は「日本の時代劇専門のクルーや、日本の俳優も力を合わせて現場で粘った作品なので、ぜひ期待していただきたいですし、何より素晴らしい原作と脚本の中で、日本人の精神性やサムライスピリッツを貫けたような気がしています。『SHOGUN 将軍』2024年バージョンの世界にどっぷりと浸っていただいて、楽しんでいただければと思います」と期待を込めた。

全10話の「SHOGUN 将軍」は2月27日からディズニープラスで独占配信。初回は2話配信で、その後は毎週1話ずつ新エピソードが公開される。

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丙ウマ・サーマン @hinoeumathurman

ディズニープラスか。 https://t.co/ffSkJANIpG

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