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本作は
銀河万丈との収録を回想した江口は「普段は謙虚な方で静かなんですが、マイクの前に来たらとにかく激しいお芝居で。白熱するシーンを後ろから見ていて、将来は自分もこういうお芝居ができるようになりたいと思いました。かっこよかったです」とコメント。また「フォージャー家は利害関係で一緒になった家族です。でも言葉には表せない感情がところどころにあって、ふとした瞬間にグッと来るものがある。彼らの根底に流れている、不思議な関係性がいいなと感じました」としみじみ述べた。
早見は「シリーズの中でも今作はかなり戦ってるんじゃないかと思います」と振り返り、「武内(駿輔)さんと並んでお芝居すると気迫があって。ヨルさんは戦闘の中で焦ったり緊張したりすることがあんまりないんですね。でも今回は手に汗握る戦闘シーンがありました。それにハッ! トオッ!といったタイプのアドリブは普段あまり入れないんですが、(制作サイドから)『画をもっとブラッシュアップさせるかもしれないので、アドリブを20個くらい先に録ってもいいですか?』と言われました。縦横無尽に動くようなヨルさんに修正してもマッチするよう、大小の攻撃音、やられるときの音を収録したんです」と制作裏を話す。
MCに話を振られ、ボンドの鳴き声で返事をした松田は「ボンドがお留守番せず、みんな一緒なのがうれしくて。うれしそうにアーニャに付いて回ってます」と喜びをにじませる。「ボンドの鳴き声、『ボフ』という一言で感情を表すコツは?」と聞かれると「人間と一緒ですよ。思ったことをボフに乗せています」と言って、喜怒哀楽バージョンの「ボフ」を披露し会場を沸かせた。
中村と賀来はもともと「SPY×FAMILY」のファン。賀来は「僕は皆さんと一緒にお芝居して、その声をブースで体感できたことが、ただただ本当に楽しかったです。ファンからしたら最高の思い出です」とうれしそうに語る。一方中村も「僕ら2人がヨルさんにひねられるシーンでは興奮しましたね。ファン冥利に尽きます」と頬をゆるませた。「注目シーンは?」と問われた賀来が「アーニャとの追いかけっこのシーンは、ぶっつけ本番で即興でやったんです。一発OKでした」と答えると、中村は「普段の芝居ではあり得ないリズムだったよね」とうなずき、さまざまな声のパターンを再現。それを聞いた江口は「技術と発想力が必要な場面でしたよね。(アーニャ役の)種崎敦美さんもいろんなアプローチ、ニュアンスを考えていらっしゃった」と続けた。
後半はアーニャも登場し、「No. 1スパイ決定戦」と題したコーナーを展開。力を測る瓦割り、技術を競うイラスト対決、運を試すくじ引きを行った。8枚の瓦割りは全員成功。アーニャの好きなところを表現するイラスト対決では、賀来のイラストに大きな注目が集まり、江口と早見の絵で笑いが起こった。全員同点で迎えたくじ引きでは、松田が見事当たりを引いてNo. 1スパイに輝き、会場が盛り上がる中イベントは終了した。
「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」は全国で公開中。遠藤自ら監修・キャラクターデザイン原案を担い、
※種崎敦美の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
🍁チカ太郎’24 🍁 @chikata_0048
「劇場版 SPY×FAMILY」江口拓也が銀河万丈に憧れ、中村倫也と賀来賢人はファン心爆発(初日舞台挨拶レポート / 写真26枚) - 映画ナタリー https://t.co/jbDnRR2Qp2