三浦しをんの小説をもとにした本作は、辞書「大渡海」を完成させるため奮闘する編集部員たちの物語。原作の主人公・馬締光也ではなく、ファッション誌編集部から辞書編集部に異動してきた岸辺みどりの視点で描かれる。みどりを池田、馬締を野田が演じ、
向井は、元・辞書編集部員で現在は宣伝部で働く西岡正志を演じた。西岡は馬締の唯一の友達で、チャラそうに見えるがいざというときに機転の利く頼れる男。夏目漱石「こころ」の遺書を読んだ感想が「長くて超ウケた」の一言だったことが、辞書編集部の中ではいまだに語り草となっている。彼は2020年の「大渡海」発売に向けて、さまざまな宣伝企画を推し進めることになる。
向井は「日本語がいかに難しく、いかに美しいかを感じられる作品になれるよう気を引き締めて頑張りたいと思います」と意気込んだ。
「舟を編む ~私、辞書つくります~」は、2月18日よりNHK BS、NHK BSプレミアム4Kで毎週日曜22時からオンエア。脚本を蛭田直美が手がけ、
プレミアムドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」
NHK BS、NHK BSプレミアム4K 2024年2月18日(日)スタート 毎週日曜 22:00~22:49
※全10回
向井理 コメント
「日本語」を題材にしたドラマに参加することになり、自分なりに改めて日本語について考えてみました。
その国の言葉は、やはり文化や国民性と繋がりがあるのだと思います。日本語にしても、同じ言葉でも色んな意味があります。言葉の前後や状況、会話する人との人間関係。様々な要因で言葉の意味は変わっていきます。それを慮るのが日本語のような気がしますし、日本人らしさなのかと。そして日本語は時代によってかなり変化してきました。
例えばイタリア語は、ダ・ヴィンチが書いた文章は現代のイタリア人も読めるそうですが、400年前の日本の書物は、一般的な現代の日本人には難読です。その日本語を編集するのはとても大変なことで、多角的な視点が求められます。このドラマの中でも、登場人物達がそれぞれ右往左往しながら「日本語」に挑んでいます。
日本語がいかに難しく、いかに美しいかを感じられる作品になれるよう気を引き締めて頑張りたいと思います。
マカロニ @Shota_Today
向井理がドラマ「舟を編む」に出演、“長くて超ウケた”が伝説だけど実は頼れる男役 #SmartNews 2月18日 https://t.co/474c5BTRV3