事故か、自殺か、殺人か…カンヌ最高賞「落下の解剖学」公開日決定、予告解禁

36

2362

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 340 1986
  • 36 シェア

第76回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した「Anatomy of a Fall(英題)」の邦題が「落下の解剖学」に決定。公開日も2月23日に決まり、本予告がYouTubeで解禁された。

「落下の解剖学」ポスタービジュアル

「落下の解剖学」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全10件)

「落下の解剖学」場面写真

「落下の解剖学」場面写真[拡大]

本作は人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した事件を軸に夫婦の秘密や嘘が暴かれていくヒューマンサスペンス。当初は事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラに殺人容疑が向けられる。現場に居合わせたのは、視覚障害のある11歳の息子だけ。事件の真相に迫ると、登場人物の数だけ真実が現れる。

「落下の解剖学」場面写真

「落下の解剖学」場面写真[拡大]

「ありがとう、トニ・エルドマン」「希望の灯り」で知られるザンドラ・ヒュラーがサンドラ役で主演。これまでに「ソルフェリーノの戦い」「ヴィクトリア」「愛欲のセラピー」を手がけたフランスのジュスティーヌ・トリエが監督を務めている。本国フランスでは動員100万人を超える大ヒットを記録。第81回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)、非英語映画賞、主演女優賞(ドラマ部門)、脚本賞にノミネートされている。

このたび到着したポスターのキャッチコピーは「これは事故か、自殺か、殺人か──」。予告には、夫の死をきっかけに仲むつまじい夫婦像が徐々に崩れ、表の顔とは違う真の姿が暴かれていくさまが切り取られた。

「落下の解剖学」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次ロードショー。

映画「落下の解剖学」本予告

この記事の画像・動画(全10件)

(c)2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma

読者の反応

ニット @knit1114

来年の楽しみな映画🙆‍♂️ https://t.co/BFonY0nbvu

コメントを読む(36件)

関連記事

ジュスティーヌ・トリエの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 落下の解剖学 / ジュスティーヌ・トリエ / ザンドラ・ヒュラー の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。