2021年から約2年を掛けて、さまざまな兵頭の表情を捉えた本写真集。明日12月18日の発売に向けて兵頭は「本当に発売できるかわからない状況の中、『25歳になったら(写真集を)出したい』という思いから撮影を始めました。『下剋上球児』などの作品のおかげで少しずつ皆様に知っていただき、無事発売することができホッとしています」と心境を明かす。実際に写真集を手に取った感想を尋ねられると、「すごいものができたなと。役によって見た目も変わるので、いろんな顔をしています。これはたくさんの人に見てもらわないとなとプレッシャーを感じるような重みのある1冊です」とアピールした。
兵頭は「プールで“平成のギャル男”風な写真をはっちゃけながら撮影したのが楽しかったです。海外のような雰囲気の写真になりました。大変だったのは、通常版の表紙カットです。ほどいた髪がたまたま風でフワッとなっているのですが、その1枚しかない。風が強いと髪がボサボサになってカッコいい写真はなかなか撮れないのですが、奇跡的でした」と撮影を述懐する。続いて話題は地元・福岡での撮影に。彼は「なかなか帰れていなかったので、学生時代に遊んでいた街や行きつけの焼肉屋さんに地元の友達と行きました。家族に見学してもらいながら撮影することもでき、素の僕を切り取ってもらえたことが、いい思い出です」と笑顔を見せた。
イベントでは、福岡・大阪・名古屋で行われる本写真集のお渡し会とオンライン個別トーク会の追加発券が明らかに。兵頭は「ファースト写真集を出すのは僕の人生にとって最初で最後。そのタイミングで会いに来てくださる方とお話しできるのは楽しみですし、感謝しています。僕に会いに行こうと踏み出して、写真集を買ってくださることがうれしいです」と語る。また写真集のタイトル「かつ」については「僕は友達や家族から『かつ』と呼ばれることが多いんです。あとは“俳優かつ兵頭功海”というか、いろんな役の容姿になっているので“僕だけど僕じゃない”という意味も込めています。さらにこれから俳優として“勝っていく”という言葉にもかけています」と説明。出来栄えについて質問されると「120点満点です!」と元気よく回答した。
現在出演中のドラマ「下剋上球児」について彼は「間違いなく僕の人生を変えてくれた作品です。高校3年までずっとやってきた野球をここまで活かせる作品はなかなかないと思うし、日曜劇場という憧れのステージでした。これからの僕を変えてくれる作品です」と言及。また俳優を始めて5周年という節目を迎えた兵頭は「ちゃんと一歩ずつ進んでこれました。悩んだ時期もありましたが、地道に頑張ってきたことがつながってきたと思います」と言葉を紡いだ。2024年の抱負について質問されると「今年の経験を活かして、もっともっと兵頭功海を知ってもらえるような役に出会って露出を増やしていきたいです。プライベートでは海外に行きたい。僕は台湾とのハーフなので、中国や台湾は家族とよく行っていたのですが、カタカナの国にあまり行ったことがなく(笑)。アメリカとか......1回行ってみたいです」と述べ、報道陣の笑いを誘った。
最後に兵頭は「この写真集を発売できたことが、僕の自信になりました。チャレンジしてみるものだなと思いました。買ってくださった皆様に向けて最後にメッセージを書いたのですが、皆さんが一歩踏みだすことを後押しできる写真集になっていたらと思います。今までの僕の過去をたどってもらえたら」と呼びかけ、イベントを締めた。
ドラマ「下剋上球児」の最終回は、TBS系で本日12月17日21時から放送。また、兵頭が主演を務める映画「18歳のおとなたち」は、2024年春に公開される。
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たー坊 @Tsuji_1994817
かつぅ……ほんと、かっこよくなったなぁ…… https://t.co/7jIeFsGOSm