「餌【ミッキ】」は、韓国で実際に起きた数々の詐欺事件を参考にしたクライムサスペンス。過去と現在が交錯する中、詐欺組織、警察、被害者など事件に関わる人物たちの心理戦が繰り広げられる。鋭い洞察力と行動力をあわせ持つ刑事ク・ドハンをチャン・グンソクがワイルドに演じ、巨額詐欺師ノ・サンチョン役でホ・ソンテが怪演を見せた。
ドラマ「イカゲーム」の極悪非道なチンピラ役で強烈な印象を残したホ・ソンテ。数々の悪役をこなしてきた彼は、「餌【ミッキ】」の台本に惹かれた理由を「異なった時代、異なった空間で始まった2つの物語が、時間が経つにつれ接点を探しながらつながっていき、最後に激しくぶつかり合うというのが、台本の持つ魅力でした」と説明する。
そして「ノ・サンチョンという悪役キャラクターは、長い時間軸で、それぞれ違う時代の人物を演じなければならないので、俳優としてはそれがとても魅力的であり、ぜひ挑戦したいと思いました」と出演の決め手に言及。「これまでは、特定の事件や人物が持つ悪役としての個性に忠実であればよかった」という役作りに対し、今回のノ・サンチョンに関しては「若い頃からカリスマ詐欺師に至るまで徐々に悪役に変わっていくキャラクターです。多彩な姿を表現しなければならないので、自分も悩んだし、監督ともたくさん相談しました」と苦労があったことを明かした。
共演したチャン・グンソクに対しては「エネルギーに満ちた俳優。初めて演技を終えたときに、とても感じがよくて、このまま信じて演技していけばいいと思い安堵しました」と絶賛する。「私の誕生日にグンソクさんがサプライズパーティを準備してくれたことが記憶に残っています」というエピソードトークも。さらに「鬱陵島での撮影で、雪原をお互いに転がり回りながら苦労して撮影したシーンは、今でも忘れることができません」と述懐し、撮影現場のムードメーカーについては「チャン・グンソクさんです」と即答する。
また好きな日本の作品を尋ねられると「孤独のグルメ」と答え、「私は食べ物が好きですからよく観ています」と語る。共演したい俳優には「昔から好きでした」という木村拓哉の名前を挙げた。
「餌【ミッキ】」のDVD-SET1、SET2は販売中。U-NEXTでも独占配信されている。
韓国ドラマ「餌【ミッキ】」予告編
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チャン・グンソクはムードメーカー、“悪役”ホ・ソンテが「餌【ミッキ】」撮影を回想(コメントあり) - 映画ナタリー
共演したい俳優には「昔から好きでした」という木村拓哉の名前を挙げた。
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