映画「
英国映画協会が“2019年のもっとも優れた日本映画”に選んだ「王国(あるいはその家について)」は、ドキュメンタリーとフィクションのはざまで、俳優が脚本の読み合わせやリハーサルを通して役を獲得していく際の身体の変化に着目した作品。結婚し子供もいる幼なじみの新居を訪れた亜希を主人公に、友人や家族という身近なテーマに接した人間の綱渡りをするような心情に迫っていく。澁谷麻美、笠島智、足立智充が出演した。
番組内で草野は本作について、「フィクションだと思っています。でも、ドキュメンタリーの側面も強い。なので誰かに説明する際は客観的に考えて、『フィクションとドキュメンタリーの間のような作品』だと伝えています。でも私としてはフィクションをあきらめたくないというか、フィクションをずっとやっていきたい気持ちが強くありますね」と語っている。さらに草野は、本作の構想や制作の進め方、リハーサルの様子、脚本の成り立ち、独自の演出法などに言及した。ライターの月永理絵がMCを担当する。
「王国(あるいはその家について)」は全国で順次公開中。
ポレポレ東中野 @Pole2_theater
「王国(あるいはその家について)」の草野なつか、活弁シネマ倶楽部に登場(動画あり) https://t.co/PDMmgRmo85