第76回カンヌ国際映画祭において、「
食を芸術にまで高めた美食家ドダンと、彼が考案したメニューを完璧に再現する料理人ウージェニーを描く本作。15年来、食についての映画のアイデアを探していたというトラン・アン・ユンは、フランス料理をテーマに選んだ理由を「世界最高の料理がフランス料理だからです」と明かす。
また本作に登場する料理を監修した三ツ星シェフ、ピエール・ガニェールとのやりとりにも言及。脚本段階から協働したガニェールが目の前で劇中のメニューを調理して見せてくれたことを振り返り「彼の創造性を目撃させてもらったのです」「刺激的でした」と語った。
本作でウージェニーを演じた
またフェミニズムの問題に関心があるというトラン・アン・ユンは「映画で大切なのはテーマの取り扱い方を間違わないこと。この時代のこの特定の登場人物のフェミニズムということを忘れてはいけない」と述べた。
「ポトフ 美食家と料理人」は12月15日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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「ポトフ」監督トラン・アン・ユン、元恋人同士へのオファーを語る
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